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執筆者の写真村山順子

2024年5月17日 企業は、人間教育最後の砦!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、上機嫌で朝をお迎えでしょうか。


長くなります。

お手すきの折に、お読み頂けたら嬉しいです。


突然ですが、みなさんは、どんな会社で働きたいでしょうか?

人それぞれ大事にしている価値観が違いますので、一概には言えないかと思いますが・・


・待遇が良い

・休みが多い

・スタッフ同士仲が良い

・明るくいきいきしている

・自分の成長がわかる

・信じて任せてもらえる

・やり甲斐がある  等々・・



弊社は、パートの女性スタッフが多い、家事代行サービスを中心とした会社です。

会社の「宝」は、スタッフたち!大家族のような会社です。

誰かが急に休まなければならない・・そんな時、マネージャーがグループLINEで「誰か代わりに入れませんか?」と。

すぐに「私が行けます」と返信が来るそうです。

「あの仕事が良い」「あのお客様が良い」など聞いた事もなく、どんな仕事でも「ハイ」と笑顔で引き受けてくれているそうです。


弊社は、1999年7月、自宅の一室で開業。

「尊敬する亡き夫に恥ずかしくない誠実な生き方、仕事がしたい!『大切な人に誇れる会社に』」との思いで。


最初に来てくれたパートスタッフの、初めての給料日。

そのスタッフに宛てて、感謝や労い、時に励ましの手紙(葉書)を書かせて頂きました。

14年前に代表を長男が引き継いでくれた後も、給料日に渡すスタッフへの手紙、お客様への請求書の送付状に手書きを添える事は、私の嬉しい役目です。


家事代行サービスは留守宅も多く、終了時にレポートを書き、置かせて頂いています。

そのレポートも、お客様に安心して頂けるものをと、寄り添い、分かりやすく、心に届く書き方を私がズームで研修。

スタッフ一人一人が心がけています。

コロナ禍の時も、お伺いできないお客様へ、担当者から葉書を送らせて頂きました。

担当者が書いた文章をマネージャーと共有し、足りないところや、「文章の語尾をもう少し優しくした方が良いのでは?」などアドバイスの後、清書して投函。

担当者からの心からの手書きのメッセージは、お客様にとても喜んで頂けました。


このように、会社でもお客様や他のスタッフとの心をつないでくれる手紙・・もっとその良さを広げたい!と、企業向けにも「大切な人に心を届ける手紙のセミナー」の研修を行っています。

社内の人間関係、お客様、また家族との関係も、より深く優しいものにして頂けると思っています。

「大切な人に手紙を書きませんか!」と募ると、元々手紙に興味のある方々が集まって下さる事が多いです。

私は「手紙を書いた事がない・・」と言われる方にも、手紙の良さを知って頂き、暮らしに、仕事に、人間関係に活かして頂きたいのです。


手紙の科学的な効果も、研修内でお伝えしています。

2015年1月7日のNHK『あさイチ』。手紙の素晴らしさの検証で、私が神戸で開いていた「心を届ける手紙のセミナー」が紹介されました。

手紙を書く前、貰う前の、唾液に含まれる絆ホルモン、愛情ホルモンと言われる“オキシトシン”の量が、想定していたより多かったそうです。


手紙なら、照れ臭くて面と向かっては言えない「ありがとう、ごめんなさい、嬉しかった!」なども素直に書けます。

社内の人間関係が明るいと、パワハラ・・なども無くなるのでは?と思います。

お互いを思い合い、助け合う、人間関係の良い職場づくりに、手紙はとても役に立ちます。


社内研修として活用された会社様から、たくさんの喜びの声が届きます。

『企業は、人間教育最後の砦』という事を実感します。

嬉しい事例はたくさんあり、書ききれません。


14日、経営者の勉強会、モーニングセミナー終了後、講師にこんな事を誓いました。

「年内に10社で手紙の企業研修をさせて頂きます!」と。

講師はさぞ驚かれた事と思います(決意の理由をお手紙にしました)。

実現に向け、励みます!


長い文章、お読み下さり有難うございました。

素敵な週末をお過ごし下さいますよう!


*拙著「人生を変えた10行の手紙」(ぱるす出版)に、企業研修の実例も載せております。

ご質問等は下記にお願いいたします。

(090-9866-2426)村山



村山順子



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