おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
今日は中秋の名月ですね。
毎年「敬老の日」になると、東京のケアハウスに居る99歳の叔母(父の妹)を思い出します。
私たち姪、甥の尊敬する、自慢の叔母です。
叔母自身が決めた、一日のスケジュールがあります。
朝は屋上に行って、富士山を眺めながら体操。
食事は完食。それ以外の間食は一切しません。
午後は循環バスに乗り、市内をぐるぐる回り、景色や人との出会いを楽しんでいます。
頭も、言葉も、足もしっかりしていて、ケアハウスに電話しますと、叔母は「模範の入居者」とのこと。
職員さんの信頼も厚く、外出許可が出ているそうです。
叔母の行動パターンは決まっていて、出かける時に
「〇〇に行ってきます。何時に帰ります」と、届出をして出かけ、約束通り帰ってくるそうです。
きちんと約束を守るので、信頼されているようです。
市の広報誌やマスコミに、施設がよく取り上げられるそうですが、その時のモデルルームは、叔母の部屋だそうです。
万一の時に備え、足下には何も置かず、すぐに逃げられるように動線を確保しています。
引き出しにも、施設の方が分かるように、何が入っているかを書いて貼っています。
コロナ前は自由に訪問できていましたが、今はまだ私たちの面会は禁止です。
論語を学び、詩吟を吟じ、短歌を嗜み、鉛筆で線を引いて整った字で書いた、心熱くなる葉書を送ってくれます。
叔母の座右の銘は、中村天風先生の「人生は心一つの置きどころ」です。
こうして書きながら叔母の「順子~」と呼ぶ優しい声が聞こえてきます。
見習いたい叔母です。
みなさん、今日も心弾む一日でありますように!
村山順子
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