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執筆者の写真村山順子

2024年9月23日 寄り道で新たな発見!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


秋分の日、三連休中の方も多いかと思いますが、またも大災害が。

1月、地震の被害の大きかった石川県の輪島市、珠洲市、能登町。

21日、線状降水帯で川が氾濫、家が流されたり、浸水し大きな被害が!

行方不明者や、尊い人命が奪われたとの事がニュースで。

地震の後、ようやく片付けを終えた方々に、またも大災害。

大自然の猛威の前に、人は、なすすべがないのでしょうか?

いつ、我が身に起こるかも知れない大災害。

国や自治体の大きな支援が有難いです。

私たちも、できる事をさせて頂きたいですね。


そんな大変なニュースの中、書くのが少し憚られますが・・

土曜日、ずっと気になっていた昔ながらの喫茶店に、思い切って入りました。

お店は、神戸労災病院近くのバス停前にあります。

三宮に出かけての帰り・・3時ごろ。

「こんにちは!よろしいでしょうか?」と、恐る恐る開けたがっしりした木のドア。

中には70代くらいの女性の方が・・・オーナーさんでした。

客は私一人。ケーキとコーヒーをお願いしました。

「ずっと伺いたかったのですが、なかなか入れなくて。今日こそ!と思って、やっと伺えました・・」と。


その方は今70歳。いろいろ話して下さいました。

高校を卒業した時から、将来自分のお店を持ちたい!と思い、お金を貯めていたそうです。

バブル期。フリーのバスガイドとして、指名されて多くの会社で働かれたそうです。

今のように車内にカラオケなどなく、観光地の事をよく調べて、練習して覚え、話術も磨く・・お客様からの受けがよく、次々と指名が!

親と同居していたので、5年間で500万円貯蓄。

希望の場所に物件を見つけ開業、以来40年余り。


公務員だったご主人様は、定年後暫くして、心筋梗塞で自宅で倒れ亡くなったとの事。

お子様を授からず、お店があったから、毎日ランチに通って来て下さる年配のお客様がいらしたから、元気で生きてこられたと。

今は、自分の体力に合うように、ランチの時間だけパートの方に来て頂いているとの事。

そのお店も、5年後の75歳で、誰かに譲りたいと話されていました。

「人生設計を若い頃から立て、計画通りに生活されて来られたのですね」とお伝えすると、

「その間、主人と旅行に行ったリ、山登りをしたり、美味しいものを食べに旅したり、楽しんだわ~」と笑顔で。


お店にはどなたも来られず、ゆっくり会話する事ができました。

また寄せて頂くことを約束して、お店を後に。

お店の前で信号待ちをしていると、大柄の男性がお店に。

何というタイミングだったのでしょう!


本多静六先生の「人生設計」の話を思い出しました。

本を読まなくても・・本多先生の事を知らなくても、人生設計を若い頃から考えて、実践されている事に感動しました。

私も来年は元旦に、夫が生前続けていた毎年のライフプランを書き、実践します。


みなさん、楽しい一日をお過ごしくださいますよう!



村山順子



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