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執筆者の写真村山順子

2024年9月4日 「ネット時代の手紙学」宮田穣(みのる)相模女子大学教授著



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


昨日の、青木紀代美先生のご著書「食に添う人に添う」の後書き「母へ」を転載したメルマガ。

「ノートに書き写しました」など、いつも以上に多くの方からメールを頂きました。ありがとうございました。


今日も長くなりますので、お手隙の折にお読み頂けたら有難いです。


昨日、事務所の書棚で本を探していました。

ふと目に止まった本「ネット時代の手紙学」・・懐かしい宮田穣先生のご著書です。

読ませて頂いた時、すぐに宮田先生にお手紙をお出しし、その後何度か手紙の行き来があった事を思い出しました。


手紙のセミナーを、初心に戻り、始めた頃の形(少人数で事務所開催)で、今年7月に再開したばかり。

思いがけなく良い時に、先生のご著書を再び手にとる事ができました。

色とりどりの付箋、またマーカーでたくさん線が。しっかり読んでいたのですね。


「手紙道」と小見出しのついた201ページ。


『書道や茶道のような「手紙道」といった体系的な作法が、現在まとめられているかといえば未成熟だと思えます。

・・略・・

また個人レベルでもいくつかの手紙教室や手紙セミナーが開催されています。

その中では、村山順子氏の「心に届く手紙のセミナー」の評判が高く、村山氏のブログの中で、「手紙道」という言葉が使われています。

このセミナーは2004年から続けられており、村山氏の体験に基づく手紙の魅力と、手紙を書くコツを伝える体験型のセミナーです。

ただ現時点では、体験を積み重ねることにより手紙の魅力を実感できる事が重視されており、一般性や、体系性が認められるものではないようです。・・』


と書いて下さっており、参考文献にも拙著「人生を変えた10行の手紙」を。


「手紙道」になるまで手紙を広めたい!と取り組み、日本全国47都道府県にお招き頂き、手紙のセミナーを開催。

燃える思いで過ごした日々を思い出します。


10月から郵便料金が値上がり、毎月多く書かれる方にとっては大きな出費に。

ですが、時間をかけて、その人だけに届く手紙や葉書・・

葉書、便箋、封筒、相手の好みの切手を貼る・・

その値打ちは、より高くなるのではないでしょうか!


一瞬で同時に無料で届くネット全盛の今ですが、『効率化や自動化の真逆にある「不便益」という考え方もあります』とも、宮田先生は書かれています。

一通も投函されていないポストも多々あるとの事ですが、郵便制度・・ずっと続いていって欲しいと願う一人です。


みなさんは、年賀状、暑中見舞い以外に、今年、手書きの手紙や葉書、書かれました?

また頂かれた事、ございますか。

字が汚いから・・など思わなくて大丈夫、その字の癖さえ懐かしく嬉しいのです。

「手書きの手紙は優しい心の贈り物」なのだと思います。


秋の夜長、相手を思い浮かべて、話しかけるように・・書いてみませんか。


みなさん、今日も心弾む楽しい一日でありますように!


*手紙のセミナーは、9月開催分は枠が埋まりましたが、5~6名の方に集まって頂ければ、伺います。

(講演会形式でもzoomでも可能。応相談)



村山順子



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