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2025年2月28日 「人としての生き方」を遺して(実践人誌 令和6年11月巻頭言)

執筆者の写真: 村山順子村山順子


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


昨日、事務所の書棚を整理している時、ある冊子が目に留まりました。

森信三先生の教えを学び実践する会(一社)「実践人の家」の月刊誌『実践人 令和6年11月号』・・巻頭言を私が担当させて頂いていました。

長いですが、転載させて頂きます。



「人としての生き方」を遺して 実践人の家 理事 村山順子


『森信三先生は、父親の生き方として、「自分の仕事に真剣に打ち込む姿そのものが何よりの教育と言っていい」という意味の事を書かれています。

兵庫県の外郭団体に勤務していた夫。28年前、役員研修で広島に出張。その夜のレセプションで倒れそのまま。

52歳、心筋梗塞、子どもたち4人は全員学生でした。

準社葬として会社が立派に送ってくださいました。

その後、長男と一緒に会社にお礼と、夫の私物を頂きに伺いました。

会社の方が、「そのままにしております」と見せてくれた机の引き出しは、突然でしたのに、几帳面な夫らしく整然としていました。

理事長はじめ社員の皆様が集まってくださり、長男にこんな話をして下さいました。

「お父さんは3人掛かってもできないような仕事を1人でされていたよ。立派なお父さんだったよ」と。

またある方は「お父さんは上司にも部下にも同じ態度で接して下さり、尊敬する方でしたよ」と。

帰り道、長男は「父さんは、会社でも家でも同じ父さんだったね。父さんに恥ずかしくない人間になるね!」と話していました。

子どもたちは、大変な時も「父さんなら、こんな時どうするかなぁ?」と考えると答えが出てくると言います。

そんな夫に、子どもたちに恥じない生き方を、私も目指します。』 



今は通用しない働き方かもしれませんが、元気に会社に向かう夫の大きな背中を思い出します。


今日は2月の最終日。氏神様に今月のお礼に伺います。


みなさん、明日から弥生3月!

素敵な週末をお過ごし下さいますよう!



村山順子




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以前の動画です。このような感じでお答えします。

「お悩み相談 自分が好きでない私」

どうぞよろしくお願いいたします。



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