村山順子

2020年10月5日3 分

留守宅に届いた・・・ 叔父への手紙!

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。

神戸は、爽やかな秋の日が続いています。

みなさんのお住まいの地域は、いかがですか。

話は変わりますが、

私は、心に浮かぶ方の事を思い出すと、

すぐに手紙(葉書)を書く癖があります。

先日、鹿児島に住んでいる亡き叔母(母の妹)のご主人の、

Yおじさんの事が、急に思い出されてなりませんでした。

48年前、亡き叔母一家は、尼崎市の私の赴任校の校区の社宅に住んでいました。

叔母の子どもたち(従兄弟)も私の勤務する小学校に通っていました。

叔母は潔癖症で、毎日子ども達の靴を洗っていました。

ある意味、子どもたちにも厳しい叔母で、家の中はいつもピカピカ。

叔父はとても優しく、叔母の言う事をよく聞いてくれていました。

叔母がリューマチになり、子どもたちが大学を終えた時、

購入していたマンションを売却。

叔父の故郷に大きな家を建てて田舎暮らしに。

リューマチの良い治療法があると聞けば、

日本全国、何処でも叔母を連れて治療に通っていました。

どの治療法も叔母には、これっと言う効果はなく、車椅子生活に。

身体の不自由な叔母に“たくさん楽しい体験、素晴らしい景色を見せたい!”と

車椅子の叔母を連れて、ハワイ、はじめ外国旅行も何度か。

国内旅行にもよく行っていました。

叔母のわがままを、すべて聞いてくれた叔父の優しさを思い出すと、

今も胸が熱くなります。

叔母は、どうしても施設には入らない!との事で、

老々介護。叔父が世話をしていました。

叔母を2年前に見送った時、

叔父にこんな手紙を書きました。

「叔母ちゃんは、叔父ちゃんにこれほどまでにして貰って、

ありがとう!って言っていると思うよ。これからはゆっくり

叔父ちゃんのしたい事をして、楽しんでくれる事が、おばちゃんも

喜ぶことだと、思います。

叔父ちゃんに姪の私からも、お礼が言いたくて、書いています。

叔父ちゃん、ありがとうございました・・・お元気でいて下さいね」と、

いうような事を・・・書いて送りました。

その時はすぐに元気な声で、

「順子、ありがとうね。大丈夫だから心配しないでね。」と。

その後も何度か。

そして先日、なんだか叔父のことが思い出され、

叔父に葉書を書きました。

てっきり届いていると思っていました。

昨日、沖永良部島にいる叔母から用事で電話がありました。

その時、叔父の話になりました。

叔母は、「食べられなくて痩せ細り、Mちゃん(従姉妹です)が、

鹿児島まで迎えに行き、尼崎の病院に入院した」との事。

葉書と入れ違いだったようです。

叔父の事は日々の事に追われ、いつもは忘れてしまっているのに・・・

突然思い出し葉書を書きました。

電話をしたらよかった~ と、声を聞かせて貰うんだった!と。

今はコロナで、病院も面会させてもらえません。

反省しきりです。

気付いたら即行動!

その行動の選択・・・に、叔父の心に寄り添う心が、足りませんでした。

広い家に一人で暮らす叔父の寂しさに

もっと心を寄せていれば、葉書ではなく、

電話しよう!叔父の話を聞かせてもらおう!と、

気づいたはずです。

今頃気づく、申し訳ない姪でした。

いつも、ちょうど良い判断と、行動ができる人になりたく、

心を、行動を、優しさを、磨いていきたいと思う今朝です。

みなさん 笑顔の1日でありますように!

村山順子

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