おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日は、夫の25回忌法要に西本願寺に参りました。
清々しい気に満ちた堂内、荘厳な仏壇、仏具、漆塗りの鏡のような黒い床、
お花も左右対称、真っ直ぐに上に伸びていけられていました。
お坊さんたちの読経の続く中、亡き夫に感謝を捧げました。
訪ねたかったお香のお店・・“薫玉堂“(創業1594年)は、
西本願寺の目の前にありました。
店内は、何とも言えない良い香りに満ちていました。
“文香”などを求めました。
香りが脳に届くまでの時間は0、2秒以下と、
聞いたことがありますが、
お店に入った途端、その事を実感しました。
その後、二条城を訪ねました。
見事な襖絵や欄間、天井絵、襖の取ってまで部屋部屋で
違う彫りの金の装飾。
息を呑む素晴らしさ、緻密さに見入り、じっくりと。
説明書きに立ち止まり、近くの専門員にお尋ねしながらの見学は、
先人たちに想いを馳せながらの、格別の時間でした。
先人たちは、
どんな思いでこの部屋に集われたのか!
すべてに、身分の違いがはっきりしていて、
それを受け入れざるを得ない中での暮らし!
どれ程大変だったかと・・
いえ!そんな事を思う事なく、
自分の境遇を受け入れていたのかな?
また二条城の庭園や堀には
石垣が巡らされています。
石垣に使われている大きな石を、どのように運んだのだろう?
何処から運んだのだろう?
その方々は、どんな暮らしをしていたのだろうか?
どれ程多くの方々が携わってのだろう?
どれだけの年月がかかったのだろう?
暑い日、寒い日も石垣を組んでいたのだろうなぁ~
・・・等々。
庭園の美しさ、二条城内の豪華な文化財を陰で支えた
人々の暮らしを想いました。
私たちの今の暮らし・・・自由に仕事を選べる事も、
先人たちの汗や涙に支えられ、手にした今だと思います。
そして、はるか昔の建造物や、美術品を今に残してくれた
先人たちに感謝の思いでいっぱいになりました。
良き時代の日本に生まれた事の
幸せを思い、文化遺産を後世に繋いでいかなければ・・と。
11月中頃から紅葉シーズンを迎える京都!
今度は、紅葉を観に行こうと思う昨日でした。
みなさん、今日もお元気で、
嬉しいことがたくさんある一日でありますように!
村山順子
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