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2021年6月14日 ~時代をしなやかに生き抜く~

更新日:2021年6月18日


“日本を動かす女性経営者セミナー(ズーム)“ に参加して


みなさん おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。

朝を元気に迎えられた事、嬉しいですね。


みなさん、どのような週末をお過ごしでしたでしょうか?

私は土曜日午後、ズームで講演会に参加させて頂きました。


5月にメルマガに書かせて頂いた、北海道札幌市にお住まいの

チェンバロ演奏者、明楽みゆきさん・・からズームでの講演、

「日本を動かす女性経営者セミナー」(北海道倫理法人会女性委員会主催)の

ご案内が届きました。とても心惹かれる内容、講演者で、すぐに参加申し込み。

講演者はお二人、その後のトークセッションは3名の女性経営者が加わり5名で。


講演者のお一人に、株式会社アバンティの経営者で

社会起業家でもいらっしゃる渡邊智惠子社長がいらっしゃいました。

以前NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で拝見し、その生き方、仕事の仕方に、

深い感動を頂いた方でした。


渡邊さんは、農薬を使わないオーガニックコットンの、無染色の生成りの生地で、

服を作って販売されています。(各地のデパートや、インターネットで販売)

綿作りをされる方にも、自然にも、着る人にも、「優しい服づくり」を続けています。

「・・・今こそ皆で力を合わせて、きれいな地球を子どもたちに残そう!」と。

無農薬コットン作りを通して働く場を作り、子どもたちが学校に通えるようにと、

活動されています。


渡邊さんは、具体的に数字を上げてわかりやすく、

今の綿花栽培の現実を、お話し下さいました。

遺伝子組み換えで「種子」が採れないとの事で、農家は、

「種子」を世界的メーカー(殆どが2社で独占)から買わなくてはならず、

農薬、肥料など借金がかさみ、インドなどでは農業従事者の自殺者が

3万人にのぼるとの悲しい負の連鎖が。


渡邊さんの優しい思いを受けて農家の方々が、手間暇かけ無農薬で育てた綿花からは、

ふんわり優しいオーガニックコットンができるそうです。

てんとう虫が害虫を食べてくれるそうです。(渡邊さんの会社のロゴはてんとう虫)

ですが、そんなオーガニックコットンは、コットン生産のごく一部だそうです。


地球環境、人の身体に優しいものを、そのまま、生成り(きなり)生地で

商品を作っているそうです。

生地を染めるという事は、染料、漂白剤を使い、大量の水を使うことになるとの事。

生成りで商品を作る事が、地球環境にも、人の身体にも良いと。


書ききれませんが、使わなくなった衣類、またメーカーで作っても

売れ残り、流行などで、多くの製品が廃棄処分に。

また世界のゴミの14%は「衣」に関する事だそうです。


廃棄するにも、たくさんのCO2を出すとの事。

渡邊さんは、使わなくなった衣類の繊維を、紙(パルプ)にできたら、と

考えていらっしゃいます。

紙の原材料のための、森林伐採を少し減らせるのでは? と、

取り組もうとされています。


ゴミを減らし循環する、持続可能な社会のために

新たな仕事を、生み出そうとされていました。


渡邊さんの講演をお聞きしながら、感動し何度も込み上げてきました。

ズームで・・初めての体験でした。


とても明快、素敵な生き方、考え方をされ、

事業として発展継続され、新たにチャレンジをされています。

書き忘れていましたが、渡邊さんの講演テーマは、

「風の時代、私たちはどのように生きていきましょうか?」

でした。

69歳の渡邊智惠子社長!

座右の銘は「気を高く生きる!」と言われていました。


素敵な女性経営者5名のトークセッションも、

素晴らしく、感動の2時間でした。


今週も、笑顔溢れる、

素敵な1週間でありますよう!



村山順子

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