おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
朝夕は冷え込んできました。
季節は、晩秋へと駆け足で進んでいます。
先週書かせて頂いた母への「声のたより」。
兄弟を代表して長女の私が、手紙を書いて吹き込み、CDにして弟宛に送りました。
今、母は話す人もなく、目も見えなくなり、情報量の少ない寝たきりの暮らしです。
果たして「声のたより」が母の心に届くかどうか・・・正直不安でした。
「声のたより」には、母が私たちにしてくれた事や、母の喜ぶエピソード。
母への感謝を、たくさん書いて吹き込みました。
辛かったことや、悲しいことを思い出させる事は書きませんでした。
吹き込んでは、またやり直し・・母が聞きやすいように、ゆっくり話し掛けました。
昨日、兄弟間のラインに、母の映像が届きました。
そこには、表情豊かな母の姿がありました。
嬉しそうな顔、頷きながら聞き、顔をクシャクシャにしながら感極まって、今にも泣き出しそうな表情の時もありました。
母の心に届いたのです!よかった~
嬉しくてなりませんでした。
母を見るのは、昨年2月19日以来です。
その時の母の表情は乏しく、話しかけても、なかなか言葉が返ってきませんでした。
帰りの飛行機に乗る時間が近づく頃に、やっと母の口から言葉が出てきました。
母の暮らしの寂しさを思いました。
心を残しながら神戸に帰ってきていました・・・
昨日のラインの中の母の表情は、豊かでした。
弟や義妹のお陰様で、母の「今」を知ることができました。
「十億の人に十億の母あれどわが母にまさる母あらめやも」
暁烏敏(あけがらす はや)師のうたを思い出します。
母の生き方を思う時、“私たちも頑張れるはず!“と、思います。
面会できるようになったら、直ぐに会いに行きたいです!
孫もいる74歳の私ですが、いくつになっても母の前では子どもです。
今週もお読みくださり、ありがとうございました!
寒くなってきました。
どうぞお体に気をつけられて、素敵な週末をお迎えくださいますよう!
村山順子
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