おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
「誰かのために・・」と思って手紙を書いた事が、思いがけず自分の仕事の役に立った!事を書かせて頂きます。
“50代からの生き方・暮らし方応援雑誌”『いきいき』(現『ハルメク』)。
読者は、人生をいきいきと生きていきたいと思う中年以上の女性たち。
私は弊社創業時の1999年からの読者です。
巻末に“アンド・ユー“という読者からの手紙欄があり、FAXで送れるようになっていました。
2001年12月号に「大事な人を亡くして、どうして生きていけば良いのかわからない!」という悲しい手紙が3通も載っていました。
こんな事は初めてです。
その手紙を見た私は、思わず、このような事を書いてFAXしました。
「大切な人を亡くし、悲しみでいっぱいだと思います。お辛いですよね。
実は私も、突然夫を亡くし鬱状態の日々を送りました。
ですが今、自宅の一室でお掃除の仕事を始めています。辛いけど、悲しいけど、
少しずつでいいから、前に向かって歩き出そう!」と。
後日、マンション共用部の掃除のお仕事に入っていた時、見知らぬ方から電話が。
『いきいき』の担当者からでした。
「村山さん、FAXありがとうございます。どんなお仕事を始めているのですか?
詳しく書いて送ってもらえませんか?」と。
自分のしてきた事ですので、仕事が終わってから、すぐに書いてFAXしました。
また電話が鳴り、今度は編集部からでした。
「村山さん、取材させて頂けませんか?」と。思いがけない電話に驚きましたが、
「もったいないようなお話ですが、自宅の一室で小さな仕事をしています。
『いきいき』の取材に相応しい私ではございません」と、即答でお断りしました。
読者ですので、内容を熟知していたためです。
21万部販売の雑誌(現在は50万部)で、誌面には著名な方々が・・例えば、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が「生き方上手」を連載中・・など。
ですから、私が載せて貰うことなど、あり得ないことです。
編集部の方は、こう言われました。
「村山さんだから良いのです。自宅で、身の丈に合った小さな仕事を一人で始めたという事は、多くの女性に夢と希望と勇気を与えますので是非!」と。
『誰かのお役に立つ』『夢や希望、勇気を与える』という、私の心に一番響く言葉を矢継ぎ早に。
思わず「私でもお役に立つのですか?」とお聞きすると、「役に立ちます。起業したい、何かを始めたい人が増えます」と。
当時、自宅で起業する方が増えかけていた頃でした。
「私でもお役に立つのでしたら、嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」と、お受けする事に。
神戸まで取材に来てくださいました。
そして、この『いきいき』に載せて頂いた事が、思いがけない嬉しい事に・・。
続きはまた明日、書かせていただきます。
みなさん、今日は二十四節気の「夏至」。
一年で最も昼の長い日ですね。
暑さ対策をしっかりされ、笑顔溢れる一日でありますように。
村山順子
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