• 村山順子

93歳の叔母からのハガキ!

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。

毎日、手紙やハガキが届きます。

殆どが手書きで、筆跡だけでどなたかがわかり懐かしく嬉しくなります。


昨日は、東京のケアハウスに居る叔母(亡き父の妹)から葉書が届きました。


4月に93歳になる叔母は、絵も字も短歌も、詩吟も上手です。

漢詩も読みます。

東日本大震災の後、自分でケアハウスを見つけ、引っ越しました。

叔母の部屋はいつもきちんと整えられ、壁には葉書大の水彩画に短歌を書いて

部屋の壁に寸分の狂いもない程、綺麗に貼ってあります。

よくケアハウスの様子を取材に来るそうですが、いつも担当の方が叔母の部屋に

案内するそうです。


終の住処!と思っての入所でしたが、色々な方がいらして、

当初、人間関係も大変だったようです。

そんな時、中村天風先生の

「人生は 心一つの置き所」を知り、部屋中に紙に書いて貼り、

自分に言い聞かせていたそうです。

叔母は、新しく入所される方が皆さんに馴染むように心遣いをしたり、

かって、自分がしていた仕事を自慢し、他の人をバカにする方に出会うと、

「ここはみんな平等だからね」と上手に注意し、丸くまとめているようです。

ケアアウスにとって、叔母はなくてはならない存在になっていると、担当の方が

私に話してくれました。


叔母は、いつまでも自分の事をしっかりできるようにと、毎朝のストレッチ、

富士山を眺めながら体操、そしてゆっくり散歩。

食事は出されたものをきっちり頂き、余分なものは食べない!

全て自立して暮らすための努力です。

そして週に一度は、同じ敷地の施設にボランティアで雑巾を縫いに

行っているそうです。

ささやかだけど、出来る事をさせて貰いたい!と叔母がお願いし、

させて頂いているそうです。


叔母はハガキに こんな事を書いていました。


「親しい人たちが次々と亡くなり、生死というものを再度しっかり考えるようになりました。

生・死の道は一人づつしか歩けない道。私は今、生を歩いているけれど、

顔を横に出すと両親や兄弟、姪や友達が歩いているのが見える。

そう思うと淡々と生きれそうです。

・・・最近全機能が衰え人の名前は勿論、日常の単語もど忘れします。認知症の始まりかと?

しかし“やがて93歳!こんなもんか!と。また何をしてもモタモタしますが

“ダメで元々“と、開き直り小さな一歩でも前を向いて行く事にしています。

こんな近況を書くことも生きている証。

今日は貴女方4人にハガキを書きました。お元気で」


ハガキは官製葉書に緑のグラデーションの模様がつけてありました。

叔母らしいひと工夫のハガキでした。字もしっかり整い行間もまっすぐ。

ぎっしり書かれた丁寧な字のハガキは、とても93歳とは思えません。

魂の綺麗な、私たちの自慢の叔母です。

すぐに叔母に 手紙を書きました。


実は去年11月、東京にセミナーで行った時、突然叔母を訪ねました。

散歩から帰ってきた叔母は、私を見ると

「エッ!順子!順子! 順子なの?」とビックリし、

涙声! 泣きながら

「嬉しい!嬉しい!」と抱き合いました。

妹たちと相談し、今度はみんなで行って叔母を驚かせようかと

思っています。


会いたい人には、会いに行きます。

叔母ちゃん、待っててね!


今週も、あっという間の1週間でした。

来週は泊りがけで岡山市に夜と朝、2回の講演に参ります。

倉敷に住んでいる幼馴染のアグ(友)が、ご夫妻で聴きに来るそうです。

照れますが、思ってくれる気持ちが嬉しいです!


今日も長いメルマガお読みくださり、ありがとうございました!

皆さまお元気で、素敵な週末をお過ごしくださいますよう!



村山順子

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