top of page
執筆者の写真村山順子

実家を終う(しまう)ということ!

お早うございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


暖かい日差しに、桜が一気に開きました。まさに春爛漫!

昨日、友人から送られてきた桜の写真に心ときめきました。

神戸市の御影にある弓弦羽神社の枝垂れ桜。

急ぎ観に行きました。見事でした!


話は変わりますが

今、妹たちが実家の整理に沖永良部島に帰っています。

いつか、この時が来るとはわかっていましたが・・・

町の中では一等地にある 広い屋敷です。

小さい頃、門から家までの掃き掃除が私の朝の日課でした。

子供心に、なんて家までの距離が長いのだろう・・と思っていました。

(これは幼い頃特有の距離感だと思いますが)

真ん中の妹が亡くなり、母も宮崎のケアハウスに!

お墓も珊瑚礁の白砂の所から宮崎の公園墓地に。

広い屋敷の中に ホテルをしていた実家があります。

妹がいる頃は、友人たちや、シルバーの方達が手入れをしてくれていた庭も

草がぼうぼうの様子がラインで送られてきます。

胸が痛みます。

荒れている実家の中で後始末をしている妹たちの事を思うと

申し訳なさと感謝の想いでいっぱいです。


実家の後始末にいつも帰ってくれるのは、すぐ下の妹です。

前回は私も帰りました。今回は岐阜の妹と。姉妹交代で帰っています。


沖永良部島はよく台風が来ます。

万一古くなった家がご近所に迷惑をかけては・・が1番の心配ごと。

大量の処分品・・叔母がみんなに声をかけて必要なものを貰って頂いています。

ほとんど始末をしてくれたようですが、また帰る事になると思います。


住む人の居なくなった実家を終う・・想い出の詰まった家が無くなる・・

いつかはこんな日が来るとは分かっていても・・

いろんな思いを胸にしながら片付けている妹たち、叔母やいとこ達に

感謝でいっぱいです。

いつも沖永良部島に帰るとあった実家!

そう遠くないうちに、更地にする事になるかと思います。

帰る実家があるということのありがたさを、今しみじみ思います。

ずっと守り続けてくれていた亡き妹。

「ありがとうね!由紀さん!」

みなさんのご実家は、どなたかがいらっしゃいますか?

帰る実家がある!守ってくれている人がいる!って有難いことですね。


妹たちから次々に送られて来るラインの写真に、

そんな事をしみじみ思う今朝です。

朝から感傷的なメルマガで、ごめんなさいね。


今日は24節気の「清明」(新緑が芽吹き植物が力を持っていく時)です。

素敵な週末をお過ごしくださいますよう!



村山順子

閲覧数:9回0件のコメント

Comments


bottom of page