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2022年5月20日 懐かしい郷土のお菓子が!「食」の記憶


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

神戸は、爽やかないい天気の日が続いています。


昨日、鹿児島の薩摩川内市に住んでいる叔母からクール宅急便が届きました。

中には、料理上手の叔母手作りの、よもぎ餅とアクマキ、茹でた細い筍が入っていました。

懐かしい香り、味が詰まっていました。

叔母の事・・少し書かせて頂きますね。

叔母は母の妹・・10人兄弟の末っ子で、私とは5歳違いです。

小学生の頃から「おばちゃん」と呼んでいました(笑)


私が創業当時の数年間は、叔母は仕事を手伝ってくれ、尼崎市から、芦屋の奥池(高級住宅街)の大きなお屋敷に通ってくれていました。

よく気がつき働き者の叔母は、お客様にも頼りにされる存在でした。

叔父が仕事を閉めて故郷、薩摩川内市に帰ることになり、叔母も一緒に。

今も介護施設で働く、元気な叔母です。


話を戻しますね。

アクマキは、幼い頃、熊本出身の祖母がよく作ってくれていたのか?馴染みのある餅米のお菓子です。

竹の皮に包んであり、独特の味。切り分けて頂く甘味のないお菓子で、自分好みで、きな粉や黒蜜などでいただきます。

調べてみました。

『“あくまき”は、鹿児島県、宮崎県、熊本県人吉、球磨地方など南九州で、主に端午の節句に作られる季節の和菓子で、もち米を灰汁で炊くことで独特の風味と食感を持つ』と。

また、よもぎ餅は、叔母が春、綺麗なよもぎを摘み冷凍しておいたもので作られていて、香りいっぱい。絶品でした。

沖永良部島のよもぎ餅は、普通食べるよもぎ餅とは全く違います。

やはり端午の節句に、よく食べていました。

よもぎ餅の中にあんこは入ってなくて、短い棒状。

笹の一種の”サネの葉“(田舎ではそう呼んでいました。香りの良い葉です)で、くるくると包んで、蒸しています。

”サネの葉“の香りが移って・・その香りがよもぎの香りとよく合い、大好きな郷土のお菓子です。

叔母の送ってくれた郷土のお菓子は、一瞬に幼い頃へとタイムスリップ!

懐かしい祖母の事、お菓子を食べたそのシーンまで思い出しました。


食べ物の記憶・・・よく思い出すのが、義母の作った大根の煮物です。

義母の優しい人柄そのものの、何とも言えない優しい味わいのある煮物でした。

丁寧にコトコト、コトコトと手間暇かけて作る義母の味・・あの味は未だ再現できません。

大根を炊くたびに優しい義母を思い出します。


「食」の記憶!

我が家の子どもたちは、どんな食の記憶があるのだろうか?

丁寧に作る・・というより、手早く作る料理が多かった記憶があります。

ただ、亡き夫はじめ、子どもたち全員が、作って欲しい「おふくろの味」は沖永良部島風の「お雑煮」。

「お正月」に関係なく、作ります。

あっ!懐かしくて、朝から食べ物に話に終始してしまいました。


今週もお読みくださり、ありがとうございました。

みなさん、笑顔溢れる素敵な週末をお過ごしくださいますよう!



村山順子

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