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2022年8月2日 叔母の米寿のお祝い 優しい妹のこと


おはようございます。

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


昨日は、叔母(母の妹)の「米寿のお祝い」の食事会を開きました。

参加者は、叔母と三田市の妹と私。

場所は、叔母の希望で中華料理の老舗「第一楼」。

拡張高い椅子やテーブルがゆったり置いてある一階ロビー。

コンシェルジュの方が、

「今日は米寿のお祝い、おめでとうございます!」と

声をかけてくださいました。

始まる前から叔母も、私たちも笑顔。

天井の高いゆったりした個室に案内して頂き、

気兼ねなくおしゃべりし、美味しいお食事を頂いた、嬉しい時間でした。


叔母は子どもを授からず、叔父も4年前に他界し、1人暮らしです。

よく気のつく妹が、叔母のお祝いの食事会を提案。

叔母の希望を聞き、お店などを決めるのは私の役割。

お店の方は食事の進み具合をみて、ゆっくりお料理を運んでくれます。

心地よいサービスに、話も弾みます。


妹は、叔母と私にプレゼントを用意してくれていました。

叔母には、綿ローンの涼しげな白地にブルーの葉っぱの模様の入った

少し丈の長いブラウス。

私には、紺地に白い鹿子模様の総絞りの着物の、リメイクのブラウス。

襟は私の大好きな形でした。


わが妹ながら、いつも驚かされます。

「ありがとう、道さん!」


妹の事を少し、書かせてくださいね。

妹は高齢の義母のお世話の為、養護教諭を55歳で早期退職。

精一杯お世話をして、99歳で義母を見送りました。

その後は、今まで習いたかった洋裁を、2か所の先生の所に習いに行っています。

今では、ジャケットやスーツも縫えるようになり、

今まで私に、いったいどれくらい縫ってくれた事でしょう。

母や妹たち、叔母たち、亡き妹の友だち、ご近所の方にも。

着物や、服の生地などがたくさん集まってくるそうです。

お金を頂いて縫うのを良しとせず、お世話になった方の

顔を思い浮かべながら、縫っているそうです。


また、ご近所のお年寄りのお世話をよくしています。

ワクチン接種の予約をとり、一緒に病院に。

手作りの糠漬けや、ジャムを作りお届け。

ご近所さんからも頼りにされている妹です。


話は遡りますが、

私は13歳で、故郷沖永良部島から神戸へ。

その後、母は先生方の下宿業を始めました。

2年ほどして母は、リューマチを発症。

妹は中学生の頃から、鹿児島の病院に入院した母に代わって、

下宿していた高校の先生方の、お弁当を作っていたとの事。

大変だったその経験が、手早く料理をしたり、

家の事をすることに、役立っているとの事。

地に足のついた、心豊かな暮らしをしています。


そんな妹の話を聞いて「すごいなぁ~。よく気がつくなぁ~」と

また感心する昨日でした。


日々の暮らしの中で身につく、人としての生き方、在り方。

暮らしの知恵が、妹にはいっぱい詰まっています。

学ぶ事の多い自慢の妹です。


みなさん、今日も体調に気をつけられて

笑顔溢れる素敵な一日をお過ごしくださいますよう!



村山順子


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