2025年6月4日 月刊「致知」6月号 特集“読書立国“より
- 村山順子
- 2 日前
- 読了時間: 3分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
皆さまは、よく本を読まれますか。
最近、読むスピードが遅くなってきた私。
入院中の5月は、オーディブル(聴く読書)をよく利用していました。
本を手に持つ事なく、聴き流すだけ。とても楽でした。
ですがやはり、手に取り、その場で気になる前のページに戻り読み返せる、目で活字を追いながらの「読む」読書の方が心に残る気がします。
人間学を学ぶ月刊誌「致知」6月号に、「最近、日本人の読書離れが著しい」と、特集「読書立国」で取り上げられていました。
『一年に一冊も本を読まない大学生が増えているという。
1999年、日本の書店は約2万2千店あった。
それが2014年に1万4千店になり、令和7年の現在1万店を切り、なおその数は加速している。
ちなみに幕末には江戸に800軒、京都に200軒の本屋があったという。
江戸時代の識字率は9割を超え、世界で群を抜いていたとも言われる。
この識字率の高さが明治維新をなさしめた要因であったことは、今や定説である。
日本人の読書力に今、陰りが生じている。』
入院時、オーディブルでたまたま、数学者 藤原正彦氏の「国家と教養」を聴いていました(新田次郎、藤原ていを両親に持つ「国家の品格」の著者)。
すると、ちょうど「致知」6月号の総リード文にも載っていました。
『江戸末期、江戸に来たイギリス人達は、普通の庶民が本を立ち読みしている姿を見て「この国は植民地にできない」と早々に諦めました。
「自国を統治できない無能な民のために我々が代わって統治してあげる」というのが植民地主義の論理でした。
読書は国防となるのです。
書店数の激減は我が国の将来にかかる暗雲といえます。
官民一致して「読書立国」を目指すべき時である。』
書店を守るため私達にできる事は、実際に足を運ぶ事。
行けない方も、できれば書店を通して本を注文する等・・我が街の書店を守っていかなければ!と思います。
東京の神保町にある、創業140年余の三省堂書店本社ビル。
現在建て替え中で、来年春頃リニューアルオープン予定です。
私事で恐縮ですが、三省堂書店の長女は、次男村山慶輔(インバウンドの会社(株)やまとごころ) のパートナーです(少しお心に留めて頂けましたらありがたいです)。
完成したら東京まで見に行き、書き留めておいた買いたい本をまとめ買いしようと思っています。
みなさん、今日も笑顔溢れる楽しい一日でありますように!
村山順子
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