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2026年3月24日 親子の情愛 溢れる本 『海軍主計大尉 小泉信吉』小泉信三著





おはようございます!


今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。



先日、大変お世話になっている方から『海軍主計大尉 小泉信吉』の文庫本を頂戴しました。


著者は元慶應大学総長の小泉信三氏(現上皇陛下の教育責任者)です。


みなさん、この本、ご存知でしょうか?


1975年1月に第一刷、2001年3月第11刷 


今は何刷なのか分かりませんが、読み続けられている本です。 



◎標題の主計局・・とは、


 経理、物流の要 艦艇の運用に必要な資金、食料、燃料、衣類などを調達し、配給を管理。(船の料理人)



慶應大学元総長の小泉信三氏が、一人息子の小泉信吉氏に宛てた、親子の情愛溢れる手紙のような本です。


(当初、先生は300部限定の私家本として出版)


信吉氏が、幼い頃からの夢だった海軍に入隊。


海軍の一員として戦場に赴く息子信吉に宛てた手紙のような手記です。


涙なくしては読めない本です。


随分昔に「海軍主計大尉小泉信吉」の本の一部を読んでいました。


その中で涙した箇所はしっかり覚えていました。



今回改めて読ませて頂いた『海軍手芸大尉 小泉信吉』


以前、涙して読み進むのが難しかった67ページ!


今回も同じ箇所で、親子の情に心震え涙が溢れました。



『君の出征に臨んで言って置く』の箇所は、以前にも涙ながらに読みました。


今回20年?振りで読ませて頂いても、この箇所は涙が溢れてなりません。


素晴らしいご両親から信吉さんへの愛溢れる手記です。


少し書き写してみますね。



「・・吾々両親は、完全に君に満足し、君をわが子とすることを何よりの誇りとしている。


僕は若し生まれ替わって妻を択べといわれたら、幾度でも君のお母様を択ぶ。


同様に若しも、わが子を択ぶと言うことが出来るものなら、吾々二人は、かならず君を択ぶ。


人の子として両親にこう言わせるより以上の孝行はない。


君は尚父母に孝養を尽くしたいと思っているかも知れないが、吾々夫婦は、今日までの24年間の間に、凡そ人の親として、享け得る限りの幸福は既に享けた。


親に対し、妹に対し、尚仕残したことがあると思ってはならぬ。


今日特にこのことを君に言っておく。・・・24年という年月は長くはないが、君の今日までの生活は、如何なる人にも恥ずかしくない、悔ゆるところなき立派な生活である。


お母様のこと、加代、妙のことは必ず僕が引き受けた。


お祖父様の孫らしく、また吾々夫婦の息子らしく、戦うことを期待する。 父より 信吉君」



表紙のカバーにはこのように書かれています。


『著者小泉信三の長男信吉は、昭和10年10月22日南太平洋において戦死した。


年25。父母と祖母と妹2人を後に遺した。


その愛する息子を偲び、余暇をぬすんで日夜書き綴った手記は、涙をそそらずにはおかない。


日本の師表(人の師として手本や模範となる人)と仰がれた 畏敬すべき小泉信三の別の一面、類いまれな暖かい家庭の父の姿を見ることができる。』と。



父親とは、母親とは、家族とは、・・温かい家庭とは・・そして戦争とは・・


考えさせられる本でした。


先人たちの忍耐と苦しみ、悲しみ、尊い犠牲の上での今の私たち。


今日一日を、感謝して精一杯、喜んで生活していこう!と思う今朝です。



みなさん、今日も笑顔溢れる 楽しい一日でありますように!





村山順子





【お知らせ】



神戸暮らしの学校事務局です。


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内容を読まれても大丈夫な方は、こちらのフォームからお願いいたします。




以前の動画です。このような感じでお伝えします。


「お悩み相談 自分が好きでない私」



どうぞよろしくお願いいたします。


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