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2018年2月26日 母の笑顔


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えのことと存じます。

平昌オリンピックは昨夜、閉会式でした。

最高の結果を出すことができ胸の熱くなる場面や、また思っていた結果が出せなくて

辛い思いをされたアスリート、そして支えて下さった多くの関係者のみなさま、

その一つ一つに感動しました。ありがとうございました。


話は変わりますが、昨日は、朝5時過ぎに家を出て伊丹空港から一番の飛行機で、

日帰りで宮崎に行ってきました。

昨年12月から、宮崎のケアハウスに入所している母に無性に会いたくなって。


2月初めに会ったときの母の表情は険しくて、気になっていましたが

昨日は優しい母の表情に戻っていました。

宮崎のケアハウスにも慣れてきたのかなぁと、少しほっとしました。


今回、母に聞きたいことがありました。

18歳で私を生んでくれた母。小学校1年から田舎を離れる13歳の時まで、

一日も休まず、同じ時間に「音読」させてくれました。

そのおかげで、どこでも物怖じせずに声に出して文章を読むことができます。

若い母が“なぜ子どもたちに音読をさせてくれたのだろうか?”

そしてその考えは、どこから生まれたのか?聞いてみたかったのです。

母は“自分でよく考えたら、子どもに本読みをさせようという考えが浮かんできた”

と、話していました。

少し記憶が曖昧になっている母ですが、即答していました。

そういえば、母は、広い家を利用して先生方の下宿をはじめ、また子どもたちに

仕送りをする為に、沖永良部島で初めての民宿を始め、やがて小さなホテル経営へと事業を拡大してきました。

すべては5人の子どもたちの教育費、下宿代を仕送りする為に考えて考えて決断したことです。

そのおかげで、私たち5人は教育を受けさせてもらうことができました。


母の真っ白になった髪を撫で、手を両手でそっと包み込み、母の話を聞きながらの

母と2人だけの時間は、かけがえのない時間でした。

母に会いに来て良かった! と思いました。

弟夫婦は宮崎なのでよく見に行ってくれていますが、私たちも出来る限り母に会いに宮崎通いをするつもりです。


2月最終週になりました。春の足音が聞こえてきます。

卒業、進学、就職、新たなスタートの時期がもうそこまで来ています。


みなさん 素敵な一週間でありますように!



村山順子

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