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執筆者の写真村山順子

2024年2月8日 「あなたの一番大切なものって何?」




おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


2~3日家を留守にしていました。

昨日帰宅すると、自宅に素敵な毛筆の封書が・・とても良い香りがしています。

すぐにどなたからかが分かりました。

また、葉書も3通。その中の1通が、今、手が不自由な私の心に深く響きました。

以前紹介させて頂いたことのある、姫路の中学校のW教頭先生からのお葉書でした。

とても素敵な内容で、私一人で読んでは勿体無い!と思いました。葉書一枚の中に愛がいっぱい!

一部ご紹介させて頂きますね。


「あなたの一番大切なものって何?」

「それはこの『手』だ」

掃除仲間が「草引きや落ち葉集めに色々な道具があるけど、やっぱり手が一番です」と言っていた。

手は狭いところでも入るし、微妙な感覚がわかるのだと。

トイレ掃除でも、手で触ると見えない汚れがわかる。

だから『手いれ』って言うんだよ。

手は目より勇気があるんだとも教えてくれた。

昔からしんどい時は、母が背中をさすってくれた。

泣いている時は、頭をなでてくれた。

『手あて』っていうものもよくできた言葉だと思う。

そっと手が置かれているだけで和らぐのはどうしてなのだろう。

毎朝、父が仕事に行くとき、必ず玄関で握手するという習慣が我が家にあった。

反抗期真っ盛りで会話はなくても握手で気持ちは伝わるものだ。

今になってわかる良い習慣だと母に感謝する。ありがとうございます。


・・温かいご家庭でお育ちのW先生。

いつも頂くお葉書から、ご家族の仲の良さ、温かさが伝わってきます。

親から子へ、そして子から孫へと、温かいご家庭の嬉しい連鎖が続くご様子が見えるようです。


私も、毎日の暮らしに手を使ってきましたが、4人の子どもたちの手を、身体を、どれだけ撫でて触ってきたのだろうか?

多分していたとは思いますが、いつも走り回っていた記憶の方が多い私です。足りない母でした。

そんな中、お陰様で4人共、心優しい人に育ってくれたのは、亡き祖父母、父親のお陰様と、感謝の思いと足りなかった私を詫びる気持ちでいっぱいです。

そんな優しい気持ちになるお葉書でした。

W先生ありがとうございました!


みなさん、今日も笑顔溢れる一日でありますように。



村山順子



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