2025年10月24日 「誰かのために」が、自分のためにもなっていた!
- 村山順子
- 9 時間前
- 読了時間: 3分

おはようございます。
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
50代からの応援雑誌「いきいき」をご存知でしょうか?
2016年から「ハルメク」と雑誌名が変わり、シニア(60代)世代に大人気の、通販の月刊誌です。
私は「いきいき」創刊時からの読者でした。
2001年12月号だったと記憶しています。
巻末に「アンド・ユー」という、読者の投稿欄がありました。
そこに「大切な人を亡くし、どうして生きていけば良いのか分からない!」という悲しいお便りが3通も載っていました。
そんな事は初めて。思わず「アンド・ユー」の担当者宛に手紙を書いてFAXしていました。
「私も突然夫を亡くし、4人の子どもを抱え、どうしたら良いのか分からなかったけれど、今、自宅で家事代行サービスを始め、お掃除の仕事をしています。
少しずつで良いから、歩き始めよう!」と。
現場に入り、掃除機を掛けている時でした。
携帯が鳴り、出ると、なんと「アンド・ユー」の担当の方から。
「村山さん、どんな仕事をしているのか、詳しく書いて送ってくれませんか?」と。
すぐにFAX。すると編集室から電話が。
「取材に行かせてください」と。
・・即お断りしました。
「自宅の一室で小さな仕事を始めているだけですので、取材に値しません!」と。
すると、「村山さんだから良いのです。身の丈に合った、小さな仕事を自宅で始めたという事は、多くの女性に夢と、希望と、勇気を与えますので!」と。
私の心が180度変わるのは「誰かのお役に立つ」と思った時です。
「私でもお役に立つのですか?」と聞き直すと、「はい。是非取材を!」と言って頂き、東京から取材に来て下さる事になりました。
築30数年の木造家屋。応接間に机や書棚、FAX等を置いて仕事場にしていました。
スタッフたちの写真等たくさん撮って下さり、夫が亡くなる2ヶ月前に旅行したホテルで写した笑顔のツーショット写真も。
「起業の時に何が必要だったか。資金はいくらぐらい必要だったか。創業の理念、値段表、どのような方がご利用されているか」等々、当時にしては珍しい、6ページにわたるオールカラーで掲載下さいました。
掲載直後は、電話、FAXが鳴り止まず、「いきいきに載っている記事を使って起業しても良いですか?」「家事代行サービスに来てください」等々。
東京の方からのご依頼もあり・・遠すぎますので丁寧にお断りを。
近くの「いきいき」の読者の方からも次々とご依頼が。
当時、家事代行サービスはまだあまり認知されていませんでしたので、全国誌に掲載された事で、思いがけず信用、信頼を頂く事になりました。
誰かのお役に立たせて頂けるのであれば・・と思い、受けさせて頂いた事が、まさか自分の仕事に役に立つとは思ってもいませんでした。
誰かの為に・・が、自分のためにも役に立った!
そんな体験は、他にもたくさんあります。
またの機会に書かせて頂きますね。
毎年、花は見えねど香りで金木犀を認識していました。
ところが今年は、その香りがしない秋です。
残暑の影響で開花が遅れているのでしょうか?
みなさん、今週もお読み下さり、ありがとうございました。
楽しい週末をお過ごし下さいますよう!
村山順子
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