2025年11月19日 『手書きの手紙は 優しい心の贈り物』
- 村山順子

- 10 時間前
- 読了時間: 4分

おはようございます。
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
11月も半ばを過ぎ、季節は晩秋から冬へと向かっています。
街路樹のプラタナスの大きな葉が落ち、風に吹かれカサコソと音を立て・・“飛んでいる”というより“転がっている”ようです。
樹から葉が落ち尽くすまで、枯葉掃きが続きます。
月日は確実に進んでいます。
12月、お陰様で、嬉しい、有難い予定が次々にあります。
まず8日、姫路市倫理法人会主催の「手紙セミナー」が。
倫理法人会でのセミナーは、4月末の東播磨倫理法人会主催のセミナー以来、2度目です。
クリスマス、年賀状など、時期的にメッセージを書く機会が多いので、手書きの手紙の素晴らしさがより伝わりやすい事に感謝です。
また、延期になっていた、金沢星稜高校での「手紙の授業」も、手紙に深い想いを持っていらっしゃる先生のご配慮を頂き、17日に決まりました。
選択科目ではなく、授業として、クラス全員が受けられるようにして下さいました。
SNSで、無料で一瞬で多くの方に送れ、また返信が来る今の社会。
手紙は、葉書や便箋、封筒、切手を揃える手間暇が必要、また料金が高くなり、届くのも遅くなっています。
でも逆に言えば、そこまで手間暇をかけ、料金をかけて送ってくれたという事が、メッセージがより深く心に届く事につながっているのだと思います。
まさに手書きの手紙や葉書は“不便益”の代表のような存在です。
書きながら、金沢の孫が小さかった時の事を思い出しました。
殆ど会う事がなく、赤ちゃんの頃たまに神戸に帰ってくると、私を見て大泣き。
まるで虐待では?と疑われそうな激しい泣き方。悲しかったです。
そのうち3歳になり、平仮名が読めるようになったと娘から電話が。
以来毎日、孫宛てに可愛い絵葉書を送り続けました。
3ヶ月後、金沢に行く機会がありました。
小さな孫は、駅で私を見つけると、改札口をすり抜けて「バァちゃん」と、私の胸に初めて飛び込んできたのです。
その時の感動、感激・・今こうして書きながらも、涙が溢れてきます。
幼い孫の心にも届いた“手書きのメッセージ”・・娘はその絵葉書をファイルしてくれており、その中の一冊を借りて、手紙のセミナーで紹介しています。
亡き夫が遺してくれた「10行の手紙」は、私の生きる力になりました。
仕事を長男が引き継いでくれてからは、ライフワークとして全国で手紙の素晴らしさをお伝えし、「その方にしか書けない手紙」を多くの方に書いて頂きました。
関係を深め、またもつれた関係も繋ぎ直してくれた、私自身の実体験もあります。
そんな手紙の素晴らしさをお伝えしたくても、直接お会いできる方の人数には限りがあります。
そう感じていた時、「本にすると、いつでも何処でも読んで頂ける・・本を書きなさい!」と、強く背中を押して下さったのが、今は亡き西中務弁護士(大阪のエートス法律事務所)でした。
拙著『人生を変えた10行の手紙』は、まだ出版社(ぱるす出版社)にあるかと思いますので、よろしければお読み頂けたら嬉しいです。
未熟ですが、手紙の良さが伝わり、自分も書いてみよう!と思って頂けるよう、心を込め、願いながら書かせて頂きました。
私の続けている「心を届ける手紙のセミナー」は、正式な書き方(拝啓、敬具等々)をお伝えするのではなく、“相手を思う心を素直に届ける”事を大切にしています。
言えなかった、ありがとう!ごめんなさい!嬉しかったよ!また会いたいね!元気でいようね!・・などを、話しかけるように書く手紙です。
誰でも書けます。
私はそのきっかけ作りをさせて頂いているだけです。
まず、大切なご家族に、両親、兄弟に、書いてみられませんか?
面と向かっては照れ臭くて言えない事も、手紙だと素直に書けます。
また読み直しができるので、“言わなければ良かった!”などの失言がありません。
お仕事にも活かせます。
・・手紙の事を書き出すと、いつも以上に長くなりました。
みなさん、今日も笑顔溢れる楽しい一日でありますように!
村山順子
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