2025年11月18日 「不尽忌」に参加させて頂きました
- 村山順子

- 2 日前
- 読了時間: 3分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日の続きを書かせて頂きます。
毎年、森信三先生の命日近くに、不尽忌(ふじんき)が開催されています。
今年は一昨日に。
「不尽」は森信三先生の号です。
全員で森信三先生のお墓参り・・当日は浄土真宗の僧侶でもいらっしゃる浅井周英先生の読経の中でのお参りでした。
不尽忌は毎年、森信三先生のお墓近くの会館で開催。
講演者の浅井周英先生(元実践人理事長、元和歌山市教育長等々)は、森信三先生から直接ご指導頂かれた、今生きていらっしゃる数少ない大先輩でいらっしゃいます。
新潟県、静岡県、横浜市等々から参加者が。
浅井先生は、今まで聞いた事のない森信三先生のこんなこぼれ話を・・身近にいらしたからこそのお話です。
①若葉マークの新米運転手の私に、開口一番「運転技術の程度は、急ブレーキを何回踏むかで判る」・・森信三先生のこの一言が、その後の私の運転の心構えとなっている。
お出会い頂いた最初の瞬間に、一生活用できる言葉を下さったのである。
②夏、森信三先生のお供をして伊勢神宮へ。
参道に差し掛かった時、先生は急に脇道に入り、パッパッと雑草を抜かれた。
「こういう場所に外来の植物を生やしてはならん!」と。
伊勢神宮は「天下無双の聖地」「日本第一の霊廟」とも言われる神道の中心的存在である。
そこへ植物といえども外来種がはびこる事を憂慮されたのである。
③森信三先生がご逝去されてから早や9年。
しかし、時の経過とは反対に、先生の思い出が年々鮮明になっていくのは何故だろうか。
実践人の家で理事会が開かれていた時、先生にある本について質問があった。
その瞬間、先生はパッと立ち上がり、タッタッタッと二階へ駆け上り、すぐに目的の本を手にして駆け下りてこられた。
80歳を過ぎた先生のあまりに素早い行動に一同呆然。
すると先生はキッとして「歳がいくほど行動は俊敏でなければならん!」と、机を叩かんばかりの気迫。そして破顔一笑された。
こういう鮮烈な生き方が、私の心の印画紙にくっきり残っている。
鮮烈さはスピードを生み、無駄を省く。
これがこれからの生き方の手本である。
・・私は、脚が悪いとはいえ、テキパキした動きがしにくくなっています。
筋力を鍛え、少し早足で歩けるようになりたいです。
努力します!
みなさん、今日も笑顔溢れる素敵な一日でありますように!
村山順子
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