おはようございます!
今朝も笑顔、お元気で朝をお迎えの事と存じます。
突然ですが、田舎はどちらですか?
ご実家には、どなたか住んでいらっしゃいますか?
昨日、友人と話すなか、田舎の話になりました。
「実家はどなたか住んでいるの?」
と、聞かれました。
今は無人の家になっている懐かしい実家を思い出しました。
真ん中の妹が亡くなり、母も宮崎のケアハウスへ転居。
改めて、だれもいない家、寂しげに佇む家屋敷を想い
先祖への申し訳なさでいっぱいになりました。
「子どもの教育には時がある。体に身についた教育こそ一生の財産」と、
勉強のためにと、懸命に働き20数年間にわたり仕送りをして、
5人の子どもに教育を受けさせてくれた両親。
結局、子どものいる私たち4人の姉妹弟は、沖永良部島に帰らず島外で暮らしています。
子どものいない真ん中の妹が、実家を守ってくれていました。
だからこそ、私たちも子どもたちと一緒に
沖永良部島の実家に遊びに帰る事が出来ました。
妹が亡くなり、お墓も弟のいる宮崎に移しました。
家財類もみんな貰って頂き、実家は空き家になりました。
末の妹の友人が、時々実家の庭や、大きな鉄筋コンクリートの家の
映像をラインで送ってくれます。
実家が泣いているようで、懐かしさと共に、胸が掻きむしられる想いになります。
昔、母が話していた事が思い出されてなりません。
「頑張って働き、子どもたちにできる限りの教育を受けさせたら、
だれも沖永良部島に 帰ってこなくなった!
田舎で高校や、中学を出た子どもたちは、親のそばにいてくれている。」と、
時として嘆いていた事を思い出します。
ご先祖さん、じいちゃん、ばぁちゃん、お父さん、そして由紀さん、
ごめんなさい!
結果的に、沖永良部島からみんな出て行ってしまうことになりました。
これでいいのかな?
時とともに、変わらざるを得ないこともあるけど、
あれほど、頑張って夜も寝ないで働き、
5人の子どもたちに教育を受けさせてくれた結果・・・
実家を閉じることになるとは・・・
長女として申し訳なさでいっぱいです。
だれも住んでなくても 故郷は沖永良部島!
私の心を育ててくれた、はなしゃぬ島(懐かしいとか、愛するとかの意味です)
沖永良部島です!
故郷は、どこにいても私の心の中に!
朝からちょっとセンチメンタルなメルマガでごめんなさい!
今日も、明るく元気な1日でありますように!
村山順子
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