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2022年11月21日 “終身現役”で生き抜くための条件



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


11月14、15日と鹿児島県奄美市に行ってまいりました。

15日帰社すると、田中真澄先生から新著が届いていました。

いつも、ぱるす出版から田中真澄先生の新著の連絡が入ると、

即、申し込んでいました。

今回、後で・・と思い、うっかり申し込みを忘れていました。

「ウァ!どうしよう、先生から頂いてしまい・・」と。

すぐに、ぱるす出版の梶原社長にお電話して、新著と、

大好きな「田中真澄のパワー日めくり“人生は今日が始まり”」を送っていただきました。


田中真澄先生のご著書はとても読みやすく、

章立て、いろいろな本の出典も分かりやすく、

探しやすいように書かれています。

少し本文から書かせて頂きます。


リーダーの条件 「才」より「徳」


「徳」とは人間性・心構え・人格、品性・人柄といったように

表現する人間力の抽象的な概念です。・・・


「才」とはスキルと言った方が理解しやすいように

才能、技能、技術、資格といった実績、達成度、順位など

数値化でき耳目でわかる能力を指します。・・・


しかし組織のリーダーとして全体の成果を出していくには

「才」よりも「徳」にウエイトを置いた生き方が

求められることは昔も今も変わりません。・・・


「菜根譚」(さいこんたん 17世紀中国明の時代の洪自誠が著した

人生の指南書で儒教・道教・仏教の3つの教えが融合した処世の道が説かれている)に、

「徳は才の主にして、才は徳の奴なり」(徳は主人公で、才能は召使いである)と、

徳と才の関係が明確に示されています。


また論語には「徳は孤ならず、必ず隣有り」という一文があり、

孤独な環境に身を置かざるを得ない多くのリーダーが、この言葉に勇気づけられてきました。

こうして徳の重要性は古今東西、心ある人はずっと認識してきたのです。・・・


「才」を磨く機会(〇〇研修会などの技能研修)は盛んですが、

徳を磨く機会は多くはありません。・・・


自分の損得ばかりを優先し徳を学ぶことを忘れてしまうと、

それが人生上の大きな損失につながるものです。

物事の実施に失敗した人々を観察していくと、そこに徳の欠如が見られることを、

徳を学べばすぐに気づけるようになります。


儒教が教える徳とは「三網五常」

三綱・・君臣、父子、夫婦の三つの道徳

五常・・仁(思いやり)義(正義)礼(礼儀)智(善悪の正しい判断)信(信頼)の5つの道徳

この教えは江戸時代を通して日本人のものの見方、考え方の基本になりました。


・・・この章を読んでいて、思わず涙してしまいました。

息子に「どうしたん?」と言われるほど・・。


社会教育家の田中真澄先生は、人生100年時代を社会にいち早く提言、

講演の度に話していらっしゃいました。

定年後は(またはもっと早く)、年金ばかりに頼らず、起業することを勧めていらっしゃいます。

今、田中真澄先生の言われた通りの社会になってきています。

86歳の今も、生きる勇気と感動を与える講演活動をされており、98冊のご著書が!

常に学び続け、発信し続けていらっしゃる真澄先生!


汗をびっしょりかきながらの熱い熱いご講演!

聴いている人の心に、火をつけてくれ、何かせずには、

動かずにはおれないようなご講演です。

ご夫婦仲が良く、創業時はお義母様も支えて下さったそうで、

家庭生活の大切さも、伝えて下さいます。

講演のチケットを申し込むと、すぐに「ありがとうございます」と

メールを下さり、いつも感動します。


先生がどうして多くの方から「引き」を得られたか、

「4つの私の実践」(177ページ)に書いて下さっています。

ご興味のある方は、是非ぱるす出版にお申込みを(1500円+税)。

『“終身現役”で生き抜くための条件

 ~コロナ・ウクライナ後の心構えと行動~』田中真澄


田中真澄先生のお顔とお声を

思い出しながら、書かせていただきました。


みなさん、今日も笑顔溢れる

楽しい一日でありますように!



村山順子

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