2025年11月6日 バス停前の事務所は!
- 村山順子

- 9 時間前
- 読了時間: 3分

おはようございます!
今日も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
弊社はバス停前にあります。
2002年3月、自宅からこの地に事務所を移しました。
どうしても、この場所が良かったのです!
大好きな事務所です。
毎朝、坂道を下り、事務所が見えると嬉しくなります。
花壇の花たちが見え、停留所にはバス待ちの方々が。
自宅から歩いて5分。
東西南北の道路に面し、交通の便も良く、スタッフたちの通勤にも便利な場所です。
事務所を開いた時、思った事があります。
バス待ちの方々が、暑い時は事務所で涼んだり、寒い時は事務所で暖まって頂けたら!
夏はお水を飲んで頂いたり、お手洗いを使って頂いたり・・と。
バスが来たのを確認してから事務所を出ても間に合います。
当初、事務所ガラスドアに「トイレなど、どうぞご利用ください」と、札も掛けていました。
ですが、留守にする事も多くなり、その札は外しました。
それが、昨日、事務所を覗き込む、手押し車の年配の女性が。
ドアを開けると、「トイレを貸してもらえませんか?」との事。
「どうぞ!」と、お使い頂き、その後「少し座らせて頂いても良いですか?」との事で、「どうぞ、お座りください」と。
色々お話してくださいました。
ご自宅は、事務所の場所より、ずっと南側。
阪神淡路大震災の後、川崎製鉄等の工場跡地にできたハット神戸から来られたとの事。
丁寧な話し方をされる85歳の方でした。
元々は姫路で一人でお住まいだったそうですが、脳梗塞で入院され、退院後は姫路の介護施設に入所。
歩けるようになり、楽しく生活されていたそうです。
そんな中、ハット神戸で一人暮らしをされていた長男さんが「一緒に住もう!」との事で、今年5月に引越しを。
ご近所の方も親切にして下さり、毎日が楽しいとの事。
買い物をし、料理が作れる事が嬉しいと、素敵な笑顔で。
筋力が衰えないようにと、丈夫な手押し車(とてもカッコいい手押し車でした)で坂道を登って来られたそうです。
歩数を見せて頂くと、9900歩余り!
この後「〇〇市場に行きたい」との事でしたが、もう夕方近く。
その市場は随分離れていたので、「今日は、この坂道を下りた所にスーパーがありますから、そこで購入されたらどうですか?」と。
「そうですね。息子も心配するからそうします」と。
お話ししている間も、ずっと笑顔。
明るい、嬉しい言葉を使われる、素敵な方でした。
環境が変わっても、楽しみを見つけ、自分にできる事を・・買い物、料理、掃除などしながら、好奇心いっぱい。
新たな環境を楽しんでいらっしゃいました。
あっ、そうそう!
その方が来られた時、私は葉書を書いているところでした。
テーブルの上の書きかけの葉書を見られ、「私も葉書や手紙を書くのが大好きで、毎年友人たちに暑中見舞い、年賀状などを書いています。姫路の入所していた施設の職員の方々にも、暑中見舞いを出しました」と。
初対面の方でしたが、話が弾みました。
渡辺和子シスターの『置かれた場所で咲きなさい』の本を思い出す、素敵に年を重ねていらっしゃる方との嬉しいお出会いでした。
みなさん、今日もご自身のお心が喜ぶ事を見つけられ、笑顔溢れる、楽しい一日でありますように!
村山順子
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