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2022年8月29日 観に行ってきました!


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。 


昨日、念願の

『塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない!人生絵日記』

観に行ってきました。

(滋賀県立美術館で9月4日まで)


塔本シスコさんの事を教えてくださったのは、

東京にお住まいの岡さんです。

(実践人の家のメンバーで、絵画、音楽、読書、古典研究など、

趣味は広く深く、多くのことを教えて下さいます)


岡さんは、東京での手紙のセミナーに2回ご参加。

2回目は、ご友人もご一緒に。

その時「日本全国47都道府県の中で、山梨県ではまだ手紙の講演(ワークショップ)が

できていなくて・・・」とお話させていただきました。

すると、岡さんが、奥様の伯母様で山梨県在住の方に繋いでくださいました。

由緒ある大きなお寺の婦人部の総会で、講演させて頂きました。

ご恩のある岡さんです。


また、岡さんは、アメリカの女流画家、グランマ・モーゼスさんの展覧会が

大阪のアベノハルカスであることも、教えて下さいました。

モーゼスさんの絵は、農村の静かな四季の暮らしが

風景とマッチして、静かに語りかけてくれるような、

心に染み入る優しい絵です。(私の印象)


一方、シスコさんの絵は、圧倒的な明るさ、楽しさ。

「かかずにはいられない人生絵日記」が、

カラフルな力強い絵から伝わってきます。

人や、幼な子や、草花、また猫、ちょうちょなどの小さな動物や昆虫への愛情。

描きたくて描きたくて・・たまらないシスコさん。

素麺の木箱、箪笥の引き出しの中にも、ウイスキーの空き瓶にも

着物にも絵付、帯にも。会場中がカラフルなシスコワールドでした。


カラフルな色は、人を元気にする力があるのですね!

50歳を過ぎてから、画家だった息子さんの絵の具などを借りて絵を描き始め、

亡くなる91歳まで描き続けられたそうです。

人や小さな動物や、花が大好きなシスコさん。

命の讃歌、喜び、躍動感漲る絵。

絵からそれぞれが、飛び出してきそうな迫力でした。


また、いつもの展覧会とは違う光景が。

絵の前で、携帯で写している方々が。

通常は、カメラ厳禁なのですが、シスコさんのご長男が

「写真をどうぞ」との事で、皆様写していらっしゃいました。

(私はロッカーに携帯を置いていったので・・残念ながら)

今回の滋賀県立美術館は過去最大規模のシスコさんの回顧展との事。

ただ“描きたくてたまらずに描いた絵”。

明るい、楽しい気持ちになる絵ばかりでした。


話は変わりますが、

土曜日は、神戸市立博物館に行きました。

スコットランド国立美術館所蔵の展覧会。

『壮大な美の旅へ「美の巨匠たち」』を観に。


歴史を感じさせる博物館。

照明を落としています。

スコットランドの由緒ある名画の数々。

その重厚さ。

歴史を経て選び抜かれ、今なお、人々の注目を浴び続けている名画たち。


絵を観る目がない私は、

巨匠たちの絵より、シスコさんの絵に、

圧倒的なエネルギーを感じ、命の躍動を感じました。


巨匠たちが、悩み苦しみ、試行錯誤しながら、名声を求め、

これでもか、これでもかと描いた絵。

観る時に、時として苦しささえ覚えます。

芸術的には、圧倒的な価値が高いのでしょうが・・・

そもそも、比べるものではないのですが・・。


芸術的な見方は、わかりません。

ただ観ただけで、「命の讃歌」、喜びが伝わるシスコさんの絵。

好きです!

子どもの絵日記の様な、ただ無邪気に描きたくて描いている!

喜び溢れるシスコさんの絵は、明るくせまってきて、

心軽やかに、スキップしたい気持ちになりました。


次は、京都の河井寛次郎記念館に伺います。


みなさん、8月もあと数日になりました。

季節も刻々と、移ろっていきます。


今日も笑顔溢れる

素敵な一日でありますように!



村山順子

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