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2023年1月13日 思い掛け無い 寒中お見舞い・・



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

昨日は晴れ渡り、春を思わせる暖かい一日でした。


一昨日、頂いた葉書の中に一枚

「寒中見舞い」が入っていました。

差出人を見ると、見覚えのある珍しい苗字です。

ですがお名前が・・奥様からのお葉書でした。


文面を読んで驚きました。

名古屋の「東海まみず会」代表の今飯田保先生。

昨年6月に、亡くなられたとの事でした。

高校の先生をされていた今飯田先生。

透析を受けながら、会の代表をされ、

大勢の教え子さんや、お仲間に囲まれていらっしゃいました。


先生とのご縁の始まりは、2018年4月に拙著

「人生を変えた10行の手紙」(ぱるす出版)を出版して頂いた時です。

今飯田先生は、ぱるす出版の当時の春日社長とご縁があり、

拙著をまとめて、たくさんご購入下さいました。

そして7月、名古屋の楽運寺で、先生の主宰される会で講演させて頂くという、

有り難いご縁を頂きました。


講演会で、先生は手作りの“茗荷饅頭”を振舞って下さいました。

皮から手作りで、餡は、小豆と、炊いた茄子の2種類です。

饅頭はミョウガの葉に包んで蒸してありました(自然の防腐剤だそうです)。

ほのかな香りのする、優しい素朴なお味のお饅頭でした。

お身体の悪い今飯田先生が、私のお土産分も入れると100個余り、お作りになられていました。

先生の真心に感動した事を、その情景までもはっきり思い出しました。

先生は教え子さんたちに囲まれ、始終ニコニコされていました。


それ以来のご縁です。

先生から、酒井大岳禅師のご著書を何冊も頂きました。

その中の一冊に「雲の上はいつも青空」がありました。

時に思い悩む時・・その本の題を思い出すと、いつも心が青空になります。

先生はこのように、折に触れて心に響く印刷物をお送り下さり、

お手紙の交流が続いていました。


昨年5月頃、先生から段ボール箱いっぱいの本が届きました。

「本の重みで家の床が抜けそうで、整理をしているので・・」と。

骨折された事も手紙に書かれていました。

そんな中、ご自身で整理されていらしたのですね。


先生の周りには、教え子さんはじめ、多くの方々が集っていらっしゃいました。

今飯田先生を思う時、「徳は孤ならず 必ず隣あり」という言葉が浮かびます。

もう一度お会いしたかった今飯田先生!

ありがとうございました。


自分のできることを少しだけ背伸びして、

誰かのお役に立たせて頂きながら、

「生き切って生きていきたい!」と思う今朝です。


今週もお読み下さりありがとうございました。


みなさん、素敵な週末をお過ごし下さいますよう!



村山順子

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