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2025年11月10日 生きる力を育むー今こそ日本の心を学ぶー生命の教育講演会(木村次郎先生)


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おはようございます!

今日も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


週末、いかがお過ごしでしたでしょうか。

土曜日は天気が良く、紅葉を観に行かれた方もいらしたと思います。


昨日は雨の中、坂道を一歩一歩慎重に踏み締めて、神戸市中央区にある「あすてっぷ神戸」に出かけました。

申し込んでいた“生命の教育講演会”に出席の為。

3年前、お世話になっている先生に案内を頂き、西宮のなでしこホールでの講演会に初参加。

3回目の今回は、神戸での開催でした。


“生命の教育”では「子ども寺子屋」を関西でも何ヶ所かで開催。

「子ども寺子屋」では、書道、礼法、和歌、古典素読、自然観察、唱歌読み聞かせなどを通し、日本の豊かな心を育んでいるそうです。

神戸では「寺子屋楠南さん」として、湊川神社で毎月第三日曜日に開催しているとの事(対象は小学生、幼稚園年中以上とその保護者)。


今回講師の木村先生は68歳。

終始和やかな表情で、心に染み入る講演でした。

「子どもの不登校にどう向き合うか」というテーマについては、誤解を恐れずに書くと「不登校児万歳」と。

元気や勇気の出るお話でした。

長くなりますが、資料から少し転載。


「不登校になる子はみんな良い子です。素直で優しい子です。繊細で能力の高い子です。

正義感があり、責任感の強い子です。

そして学校で何かあったのです。

しかし、その原因を追求し学校や友達の責任を訴える事は問題の解決にはなりません。

・・テストが0点でも、学校に行かなくても、我が子の素晴らしさを疑ってはいけません。

我が子は神の子である。素晴らしい子だと、確信をもって子どもに接し、毎日、明るく感謝して過ごす事です。

・・ 親の使命は、子どもの心に火を灯すこと。我が内に無限の力があり、無限の能力があることを自覚し実践する火を灯すことです」


先生にお聞きしたい事がありましたが、時間がなく質問の時間はありませんでした。

今の社会で、母親が専業主婦で家に居て、子どもに寄り添い、黙って見守り、子どもと一緒に図書館に行って、子どもの関心のある事を引き出したりする「宝探し」をしない?と子どもに言える親が、どれほどいるのだろうか?・・と。

働く親の家庭では、どのようにしたら良いのかと・・。


お話の中で一番心に残った事例。

ボス的存在の男子生徒が「サッカー部を作ろう」と呼びかけ、気に行った友人を集めていた。

サッカーをしたい生徒がいて申し込んだが、入れてもらえない。 

そこで木村先生は、大きな紙の左側にクラス全員の名前を書き、右側にその人の良いところを見つけ沢山書かせたそうです。

ボス的存在の生徒の良いとことには「頼もしい」「明るい」「元気」「リーダー性がある」等々、クラス全員から。   

その事が嬉しかったようで、その後すぐにその同級生に「一緒にやろう!」と声をかけたそうです。


木村先生は「仲間に入れてあげなさい!」ではなく、自らそうしたくなるように仕向けていらっしゃいました。

生徒たちへの深い愛情と、一過性ではない人生の大きなプレゼントを贈られた事に感動しました。

手間を掛けて、生徒たちの心の琴線に触れる、全員の美点探しを提案、実行。

一人一人へ、ブルー、ピンクの表紙を付けて 手渡されたそうです。

なんて素晴らしい先生でしょう!

木村先生に教えて頂いた生徒たちは、なんと幸せなのでしょう!

自分を奮い立たせる『生涯の宝物』の言葉を頂いた事かと思います。

仕事に就いた時、父親、母親になった時も、それを思い出すと自信が持つ事ができ、活路が見出せる事と思います。


前の席に座っていた私は、終わるとすぐに木村先生に「感動しました、ありがとうございました!」と一言お礼申し上げ、会場を後にしました(感想はアンケートに書かせて頂きました)。


外に出ると、雨も止み・・お陰様で余韻に浸りながら無事に帰宅。

嬉しい一日でした。


みなさん、今週も笑顔溢れる楽しい一週間でありますように!



村山順子




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