2026年2月20日 亡き母の句集
- 村山順子

- 1 日前
- 読了時間: 3分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか?
昨日、書棚を整理していると、懐かしい母の句集「鳳凰木(ほうおうぼく)のゆりかご」を見つけました。
「鳳凰木」は、熱帯性落葉高木で世界三大花木の一つ。
沖縄県では、街路樹として植えられています。
6〜10月に鮮やかな朱色の蝶形の花を咲かせ、その姿が鳳凰の飛翔にたとえられる事からこの名前が付いたそうです。
実家の広い庭に池があり、その淵に大きな鳳凰木が植えてありました。
枝が風でゆらゆら揺れる様子が、ゆりかごのようだった事から・・。
母は、忙しいホテルの仕事をしながら、月に一回、俳句教室に通っていました。
よく俳句を詠み、私たち子供への手紙にも俳句を書いてくれていました。
母が還暦を迎えるにあたり、5人の子どもたちから、母の句集を出版し、プレゼントしよう!と提案。
いつも通り、呼びかけるのは長女の私。
妹たちや弟とも話し合い、立派な装丁の本にして母を喜ばせようと。
少し厚手の上質紙にカラーで、父の見事な写真、東京の叔母(父の妹)の水彩画の挿絵もたくさん載せ・・
私たち5人の子どもや孫たちの手紙も載せた一冊に。
庭の鳳凰木の写真、立派な紺色の布張りの表紙に、銀文字で題字と母の名前を。
何度も印刷屋さん(神戸市灘区)に通って、希望通りの装丁に。
表紙を開けると、背筋を伸ばし、凛とした母の素敵な還暦記念写真が!
還暦祝いに私たちが送った、金茶色の着物、金色の帯に緑色の帯締め!
母は、脳梗塞で体が不自由になるまで、働いて働いて、働き抜いた人です。
高市総理大臣の「働いて働いて・・」を聞いた時、一番に思い出した母の姿でした。
また、2001年10月に宮崎市で弟が開院の「ひろの内科クリニック」当時の写真も・・実家(弘野家)一家の喜び事が一冊に込められていました。
本に収められた、亡き妹の「お母さん バンザイ!」に、こんな一文がありました。
(妹は、2018年に、母より先に亡くなりました)
「・・私たち5人の子どもたちを立派に(?)育て・・
長女で明るい仕切り屋の順子姉ちゃん。しっかり者の道子姉ちゃん、芯の強い若子、一番下なのに長男風を吹かせる修ちゃん、
それぞれうるさいけれど、とても良い姉妹弟で幸せだと思っています。
それもお父さんお母さんのお陰だと感謝しています。
幸い私は近くの島(与論島)に住んでいるので、できることはなんでもやっていきたいです。
多分ケンカしながらだと思いますが・・」
5人の姉妹弟、母、父、叔母みんなで心を寄せ合って完成した、母の生きた証の句集になりました(南日本新聞にも大きく取り上げて頂きました)。
一冊の句集から、両親、叔母、姉妹弟、孫たちの当時の様子が浮かんできます。
母の俳句だけでなく、父の写真、叔母の水彩画、子ども、孫からの手紙が一冊に収められていて、読んでいて胸がいっぱいになります。
昨日は、「母の句集、それぞれの家に何冊ある?」と確認。
皆一冊ずつでした。
多分、皆さんに差し上げたのだと思います。
「〇〇しよう!」と私が声をかけると、姉妹弟みんなが協力。
両親がヨーロッパ旅行に2ヶ月行けたのも、5人の子どもたちの気持ちが一瞬で一つになれたからです。
仲の良い私達に育ててくれた両親に「ありがとうございます!」を捧げます。
みなさん、今週もお読み頂きありがとうございました!
23日(月)は天皇誕生日でお休みですね。
素敵な三連休をお過ごしくださいますよう!
村山順子
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