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「いきいき」(2002年3月号)に載せて頂いたのは・・1枚のFAXからでした。

更新日:2020年8月13日

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


昨日は、汗ばむような夏日でした。

ステイホームで巣ごもり生活が続きました。

暑さ!大丈夫ですか?

天候に順応できる身体づくりに、励みます。


昨日、お約束した事を書かせて頂きますね。

長くなりますが・・


私は、50代からの生き方応援雑誌「いきいき」(現ハルメク)の創刊時からの読者です。

思いがけなく2002年3月号に、カラーで5ページにわたり掲載して頂きました。


何故?無名の私が、全国誌に大きく取り上げて頂けたのか?

その経緯を書かせて頂きますね。


2001年11月号だと思います。

「いきいき」の巻末に読者の投稿欄「アンド・ユー」があります。


そこに、

「大切な夫を見送り、これからどうして暮らしていけば良いのかわからない!」という

悲しい手紙が3通も!

こんな事ははじめてでした。

出張先で突然、夫を見送るという悲しい体験を持つ私は、

いても立って居られなくて、即アンド・ユーに宛てにFAXしました。


「私も夫を突然見送り、辛い日々を過ごしました。悲しいけど、今できる事をしていきましょう!

私は今、自宅で家事代行サービス等のお掃除の仕事を始めています。共に頑張りましょう!」と。


当時、私もマンションの共有部分のお掃除に入っていました。

その現場に、「いきいき」のアンド・ユーの担当者から電話。

「どんな仕事をされているのか、村山さん詳しく書いて送ってくれませんか」と。


自分のしてきた事なので、即FAXしました。

すると、今度は編集部から電話。

「村山さん、取材に行かせてください!」と。

即答でお断りしました。

「自宅の一室で、小さな仕事を始めているだけですので、取材には値しません!」と。


すると担当者は「村山さん、それがいいのです。自宅で、身の丈に合った仕事を始めた村山さんが本に載ると、多くの女性に夢と、希望と、勇気を与えてくれます。是非とも」と。

(当時はSOHO・・自宅を仕事場とする事が多くなりつつありました)


私の気持ちが180度変わるのは、「誰かのお役に立つ」と言われる時です。

「私でもお役に立てるのですか?」

「はい!村山さんが52歳直前、1人自宅の一室で身の丈に合った仕事を始めたという事を

是非とも載せたいんです。取材に行かせて下さい!」と。


東京から取材に来てくださいました。

築30数年の古い自宅の一室で事務をしている写真や、スタッフの写真、夫と私のツーショットなどたくさんの写真を載せてくれていました。

中でも嬉しかったのは、経営理念、値段表、どのような方がご利用されているか、

創業の時に必要な備品、車、費用など全てを載せてくれていました。


雑誌が出版されると同時に、全国から電話やFAXが!

「この理念や値段表を使って起業しても良いですか?」が3件ありました。

「はい!どうぞ、お互いに頑張りましょう!」と。


また 東京から電話「いきいきのメンバーです。仕事に来てください!」等々。

遠いので丁重にお断り。近くの方々のお仕事をさせて頂きました。

「いきいき」で出会ったお客様は、18年経った今も続けさせて頂いています。

中には亡くなられたお客様も。

その方はご主人様に「私がいなくなってもひまわり(屋号)さんに、ずっと来て貰ってね」との遺言をのこしてくださり、今も行かせて頂いています。


私どもの仕事は、大切なご家庭の中に入らせていただく仕事。

安心、安全、信頼が第一です。

「いきいき」に載せて頂いた事は大きな信用構築に繋がり、 口コミで紹介から紹介へと繋がっています。

「いきいき」に載せて頂いた事が・・・まさか仕事に繋がるとは思ってもいませんでした。


悲しみから立ち上がれない方々に、やむにやまれぬ思いで

私自身の経験を少し書いてFAXしただけでしたのに・・・

まさか!の、思いがけないプレゼントを頂戴しました。


“こうしたら、こうなるからこうしよう!”という計画性は全くなく

ただ、誰かのお役に立てるのであれば!と思った事が、

自分の仕事に繋がるとは・・・


私の今までを振り返って見るとき、そんな一瞬の行動が、

大きく道を開くことに繋がっている事が多々あります。


“人生って~不思議なものですね~ 楽しいものですね~”の歌の一節を思い出します。


素敵な週末を お過ごしくださいますよう!



村山順子

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