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愛しい島(はなしゃぬしま)故郷・・沖永良部島!

更新日:2020年8月13日

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


突然ですが、みなさんの故郷はどちらですか?

ご両親様、ご兄弟は故郷でご健在ですか?

私の故郷は、鹿児島県の沖永良部島です。

時間が止まっているように緩やかに流れ、人たちは優しく住み易い島です。


2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」の主人公、西郷隆盛が、

薩摩藩主、島津久光公の逆鱗に触れ、苛酷な島流しにあった島です。

雨風が吹き込む陋屋の中で、日に日に弱っていく西郷さん。

島の役人やその母親たちは、このままでは西郷さんは死んでしまう!と、

西郷さんのお世話をし、その甲斐あって西郷さんは元気を取り戻しました。

西郷さんは島の人たちの役に立ちたいと、陋屋の中から持ってきていた

江戸時代の儒学者、佐藤一斎先生の「言志四録」を、島の青年たちに教えました。


人としての生き方、また飢饉の時の備蓄をするために湿気から守る「高倉」という

倉庫を作りそれに蓄えること等々を、教えてくれました。

その教えを守り、沖永良部島は豊かな島になり、子女の教育に熱心な島になりました。

沖永良部島は別名「教育の島」とも言われています。

「内地留学」という形で、勉強のため早い時期に島から内地に出ています。

実家もその流れの中にあり、私も13歳で沖永良部島から出て、

神戸の叔母宅から学校に通いました。


あの京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が、座右の銘にされている

西郷さんの「敬天愛人」の思想も、沖永良部島の牢獄の暮らしの中で

生まれたと言われています。


沖永良部島は、優しい島です!

子どもたちも近所のおばちゃんたちが、面倒を見てくれ

子育てがし易く、子どもの多い島でもあります。


妹も母もいなくなった故郷。実家は無人になりました。

いつも草が伸びるのを気にしていた母や妹。

役場の隣にある広い屋敷は今、1番下の妹の知人が、

定期的に草刈や、植木を切ってくれています。

由紀さん(亡き妹) 見えますか?

庭は草を刈って綺麗でしょう!安心してね!


妹も母もいない実家!

思うだけで胸が張り裂けそうです。

帰りたくても帰れない島・・に、なりつつあります。

でもね、いつかもう一度、この目に焼き付けておきたい!

愛しい島(はなしゃぬ島)沖永良部島!


今日も暑い1日になりそうです。

誰もいない時は、時々マスクを外し、

また外でも周りに人がいなければ、マスクを外し深呼吸しています!


水分、塩分に気をつけられ、

今日も笑顔の1日をお過ごし下さいますよう!



村山順子


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