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2018年2月6日 感謝状を贈りました

執筆者の写真: 村山順子村山順子

おはようございます!

今朝も笑顔満開、上機嫌で朝をお迎えでしょうか。


今日は、朝の話題にふさわしくないことをお許しくださいませ。

実は、かねてから闘病中の2番目の妹が先日、宮崎の病院で亡くなりました。

66歳、肝臓ガンでした。(5人姉妹弟の私は一番上、妹は3番目です)

三田市に住んでいる妹と、沖永良部島から友人4人が宮崎にお見舞いに来てくれている中、眠るように逝ったそうです。


妹は高校教師だった夫を20年前に見送り、子どもに恵まれず、体の不自由な母と2人で

ホテルをしていた大きな家で暮らしていました。

妹自身8年前から透析を受けており、母も全く歩けなくなり、母はケアハウスに移ることになりました。

妹は、透析を受けながら殆ど毎日母のもとに通い、細やかに母の世話をしてくれ、

お墓を常に綺麗に守ってくれていました。

友だちが多く、世話好きな妹です。


私は故郷で、教育委員会主催、郵便局主催で、手紙のセミナー、講演会と3回開いて頂きました。

妹は「姉ちゃん、恥ずかしいから沖永良部では、頼まれても講演を受けないでね。」と言いながらも

「広い会場に聞いてくれる人が少ないと姉ちゃんが可哀想だから」と友人たちに声をかけ

多くの方々を呼んでくれていました。

口ではシビアな事を話しても、心優しい妹でした。


妹にしてもらう事の何と多かった事だろう。

日に日に弱っていく妹に、何かできることはないだろうか?


感謝状を贈ることにしました。



感謝状


由紀子様


由紀さん、身体がしんどいのにいつもお母さんの世話をしてくれてありがとう。

いつもお墓を綺麗にしてくれありがとう。

いつも私たち姉妹弟のことを心にかけてくれ、いろいろしてくれてありがとう。

甥姪のことまでも気遣ってくれてありがとう。

多くの友人たちの縁を、私たちにも繋いでくれてありがとう。

由紀さんにはありがとうの言葉しかありません。

ありがとうございました!


この感謝状が届いたとき、妹は力なく読むことはできなかったそうです。

葬儀のとき、送る言葉として読ませて頂きました。

妹のことを思い出すだけで涙が溢れてなりません。


沖永良部島に妹の必要なものを取りに帰りましたが、几帳面な妹は

すべてきっちりと整えており、我が妹ながら素晴らしいと思いました。


生きたくても生きられなかった妹の分まで、

笑顔で明るく生きてまいります !

誰かのお役に立たせて頂きながら。


朝から暗い話で申し訳ありませんでした。


今日も元気いっぱいの一日でありますように!



村山順子

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