おはようございます！
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
人には色々な癖があります。
私にもあります。
例えば講演会などで、司会者の方が「どなたか、感想や、ご意見はございませんか？」と聞かれる事があります。
感動した時など、すぐに「ハイ！」と声に出し手を挙げて発表するのが、私の癖です。
昨日書かせて頂いた「美しい日本～今こそ見直そう 日本の素晴らしさ！～」のテーマで開かれた西宮での講演会。
講演後、司会者が「何かご感想、ご意見などがございましたら、どうぞ！」と聞いてくださいました。
思わず「ハイ」と、真っ直ぐ手を挙げて、述べさせて頂きました。
「井上先生、本日は素晴らしいご講演、ありがとうございました。
・・四季のある美しい国、日本に生まれた事の幸せを改めて感じさせて頂きました。
・・また祖父母と暮らす事の大切さも・・・・」と。
次の方は黙って手を挙げて、静かに話されました。
その次の方も黙って挙手し、お礼を申し上げていらっしゃいました。
お二人とも私より随分若い女性の方々でした。
後で気づきました。
グレーヘアの私が、最前列で一番に手を挙げて、感想とお礼を申し上げる・・
年齢を考えると、静かに手を挙げて言えたらよかったのに・・と思いましたが、既に時遅し！
昔から「ハイ！」と言って手を挙げ名前を言う癖？習慣がありました。
瞬時に反応して言ってしまいます。
良い時もありますが、一人だけ浮いてしまう時もあります。
でも過去にとても嬉しいこともありました。
2013年11月16日、東京で初めて「手紙のセミナー」を開いた時、致知出版社のY専務(現副社長)が来てくださり、終了後、急遽、渡部昇一先生の「運と勉強」の講演会へお連れくださいました。
思いがけず渡部先生の講演を聴かせて頂くことに。
学生時代、経済的に苦しかった渡部先生は、学費の要らない特待生になりたいと。
だけど人と争うことは嫌で・・全て満点を取ればいいのだと、猛勉強。
見事特待生を続ける事ができ・・その後、願っていた通りにはならなかったけれど、腐らず、教授のお役に立つ事を黙々とされ・・そして思いがけず夢が実現！
お話を聴いて感動した私。
終わると「ハイ！」と手を挙げて感想を述べました。
すると壇上から渡部先生が「あなたには天から梯子が降りてくる。梯子は降りグセがついていて、次から次へと降りてくる」と。
思いがけない感激のお言葉でした。
その後、本当に次々と嬉しい梯子が降りてきました。
大切なKさんとのお出会いも天からの梯子でした。
そして今も・・次々と。
大きな講演会を午後に控えていたにも関わらず、「手紙のセミナー」に来てくださったY専務のお陰様です。
感謝しか有りません。
あっ！話を元に戻します。
頷いたり、笑ったり、泣いたり・・俯瞰してみると、なんとも思いのまま、まるで子どものような聴き方の私です。
私を知っている方には「村山さんの方を見て話すと、頷いてくれるので、どんどん話せるわ！前に座っていると安心する」と言ってくださる方もいらっしゃいますが・・
年齢相応の、静かな聴き方、発表の仕方ができたらなぁ～・・
そんな事を思う今朝でした。
今日は10月の最終日です。
これから氏神様に1ヶ月のお礼に伺って参ります。
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごしくださいますよう！
村山順子