2025年12月1日 『徳は孤ならず必ず隣あり』
- 村山順子

- 1 日前
- 読了時間: 4分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
今日から師走。今年もあと30日になりました。
一年の過ぎるスピードが年々早く感じるのは年齢のせいでしょうか?
土曜日、心友のK子さんにお声掛け頂き、姫路の講演会に。
私が神戸で定期的に開催していた手紙のセミナー。
その8名限定のセミナーに、K子さんはご友人に誘われてご参加。
まさに運命的なお出会いでした。
(これまでもメルマガに書かせて頂いた事がありますが、初めての方もいらっしゃいますので、またいつか詳しく書かせて頂きますね)
姫路の護国神社で開催の、尊敬申し上げる三木英一先生の「英斎塾30周記念講演会」に一緒に伺うお約束。
早くに姫路に着き、二人でお茶しながらお互いの近況報告を。
K子さんは、私と同じ年齢ですが、とても優しくて、脚に不安のある私を気遣ってくださいます。
彼女と一緒だと、気を遣う私が消え、彼女の言葉に素直に甘えられます。
K子さんと2人で行動するのは初めての事で、嬉しくていろいろおしゃべり。
振り返ってみると、朝9時に待ち合わせ。
そして別れる6時過ぎ迄、不満などマイナスの話題は一切無く、感謝や、嬉しい話、感動した事、自分の足りなかった事への反省。
出会えた事の奇跡に、紹介くださった方への感謝の話ばかりでした。
彼女は、毎回ズームで開催される三木先生の「令和人間塾」を熱心に受講されていて、今回の講演会に誘ってくれました。
私も三木先生のお話は何度かお聴きしていましたが、90歳とは思えない言葉の明瞭さ、難しい章句を瞬時に誦じ、英語の先生ですので、瞬時に英語で話されたり・・記憶力の凄さ、先生の頭の中はどのようになっているのだろう?と、ただただ驚くばかりでした。
読書量も、また読まれるスピードも超が付くほど速いとの事。
先生にご自身の本を献本された方が、驚いていらっしゃいました。
三木先生は、英語の教師をされていたお父様を戦争で亡くされました。
お母様を助けながら二人の妹さんたちとのお暮らし。
生活は厳しかったそうです。
お母様からは常々「らしく生きなさい」と説き聞かされていたそうです。
父親を亡くしたけれども、男の子らしく、お兄ちゃんらしく、妹たちの面倒をしっかり見て一家の柱として立派に育ってほしいと。
お母様の願いは、三木先生の生涯を貫く指針となったそうです。
戦争で亡くなられた方々の遺族代表としてのお役目も、長く続けていらっしゃいます。
三木先生の周りには、老若男女問わず、先生をお慕いする方々が。
いつも拝させて頂くたびに“徳は孤ならず必ず隣有り”を思います。
「人格の優れた徳のある人は、孤立する事なく、自然と人が集まってきて、必ず成功する」
90歳を過ぎられて尚、世のため、人のため、灯りを赤々と掲げていらっしゃる三木先生!
「知好楽」(論語)を大切にされながら、伊予田覺先生がそのさらに先に「遊ぶ」境地があると言われていたとの事で「『知行楽遊』で有りたい」と、茶道、書道、詩吟、コーラス、社交ダンスも楽しんでいらっしゃるそうです(致知の三木先生・荒井桂先生対談にも載っていました)。
お酒も大好きで、「知行楽遊」を率先垂範されていらっしゃる三木先生です。
不勉強な私は、本来なら先生のお顔を真っ直ぐに拝する事などできない立場ですが、今回の講演会、「どうぞ前から」の案内の声に、素直に最前列で聴かせて頂きました(“厚顔無恥”かも知れませんが、素直に・・が取り柄でもあります)。
お陰様で、三木先生の目をしっかり見てお話をお聴きする事ができ、また写真までご一緒に。
感動、感謝のご講演でした。
誘ってくださったK子さん。ありがとうございました。
みなさん、月初から長くなり申し訳ございません。
何かと多忙な師走。
身体に気をつけ、落ち着いて、一つずつ・・と自分に言い聞かせています。
皆様ご一緒に、今年の締めくくりの12月を過ごしてまいりましょう!
お読み下さり、ありがとうございます。
村山順子
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