2025年6月20日 91歳の叔母の暮らし!
- 村山順子
- 6月20日
- 読了時間: 3分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日、HAT神戸の市営住宅に一人で住んでいる91歳の叔母に、届け物を持って行きました。
いつ行っても、流しには何一つなく、スッキリ。
床にも埃などなく整っています。
叔母は私や妹を見ると「腰が痛い、脚が痺れる!」と言いながらも、掃除をし、手押し車で買い物に行き、散歩しています。
介護度は要支援1との事で、週に1回、買い物や掃除のサービスを受けています。
ですが、しっかりしている叔母は、掃除も自分でした方が綺麗!と話します。
お昼前だったので、叔母はお昼の用意をしてテーブルに並べていました。
ゴーヤチャンプル・・肉や卵、ゴーヤ以外の野菜などの種類も豊富、量もたっぷり、お皿いっぱい!
常備菜もたくさん用意していて、暮らしを大切にしています。
「順子、生姜で佃煮作ったから持って行く?」と味見させてくれました。
絶品でした。
「おばちゃん、美味しいわ!少し頂戴!」と、瓶に詰めてもらいました。
お酒や人付き合いが大好きだった叔父は、10年余り前、1日入院しただけで亡くなりました。
叔父亡き後も、人間関係ができている住宅。
同じ場所に住めるようにと、妹と一緒に走り回り、そのまま5階の明るい広い部屋に住める事になりました。
近所の方々も叔母を気にかけてくれ、よく訪ねてくれています。
苦労の多かった叔母ですが、今、心穏やかに暮らしている叔母を見ると嬉しくなります。
私は今、ケアハウスに傾聴ボランティアに伺っています。
皆さん団体生活。
食事の時間、お風呂など、生活の時間は決まっています。
自分の好きな時間に好きな事をする、というわけにはいきません。
またそのケアハウスでは、ご家族が一緒でないと外に出る事はできないそうです。
入所して5年経つ車椅子の方は「一度も外に出た事はない」と言われていました。
私の服装を見て「外の風を感じる、出かけてみたいなぁ〜」と。
叔母は、あちこち痛い!痛い!と言いながらも、手押し車で買い物に行き、美容院に行きます。
市民病院に行く時は、送迎は私が、付き添いは妹が担当します。
毎日の食事を丁寧に作り、保存食も。野菜も無駄なく使いきっています。
亡き母の姉妹・・みんな、料理が上手、漬け物も作り、送ってくれます。
妹や私の顔を見ると、まず「腰が痛い、痺れる」で話が始まるので、時には叔母に「おばちゃん、そんなに痛いのだったら、施設申し込む?」と言うと、「家がいい、まだ一人で住みたい!」とはっきり言います。
そんな叔母の姿を見ていると、亡き母の姿が重なります。
東京のケアハウスに入所している99歳の叔母も、叔母らしく凛として暮らしています。
叔母たちの姿は、生き方は、私のロールモデルです。
みなさん、今週もメルマガをお読み下さりありがとうございます。
暑さに気をつけられ、楽しい週末をお過ごしくださいますよう!
村山順子
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