2025年9月17日 「医師の使命・・心をこめて接しましょう」(こころをみがく「朝の教養1」より転載)
- 村山順子

- 9月17日
- 読了時間: 2分

おはようございます。
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
連休中、東京に出張していた長男。
用事が終わると、東京のケアハウスに居る99歳の叔母(父の妹)に会いに行き、その時の様子を録画してくれていました。
叔母は、尊敬してやまない父親(私の祖父・医者)の事を話していました。
たまたま今朝読んでいた本(タイトルの本)の中に「医師の使命」として以下の事が書かれていました。
転載させて頂きます。
『東京都立神経病院の院長だった故・椿忠雄氏は、「自分は学者や研究者であるより、いい臨床医でありたい」と、一貫して言い続けていました。
院長を尊敬し、頼りにしていた人は多いと言います。
手足の麻痺と言語障害に苦しみ、闘病生活を送っているNさんもその一人です。
Nさんはあちこちの病院で検査を受けましたが、原因がはっきりしません。
思いあぐねて、椿院長に相談の手紙を出しました。
するとすぐに返事が来たのです。
「拝復、お手紙拝見しました。ご心労の程、お察し致します。10月8日に外来においでください」
この心のこもった文面には、念のための夜間連絡用にと、自宅の電話番号も付記してありました。
椿院長は「治らない人にも、何かをしてあげる。それが医師の使命だ」とも言っています。
常に相手の身になって力を尽くす生き方に、私たちも学びたいものです。・・・心こめて接しましょう』
祖父の事を思いました。
小さな島の医師でしたが、患者さんに寄り添う気持ちを持っていた祖父。
叔母は「戦時下、若い医師達が避難した時、祖父はみんなが困るからと防空壕で診察を続けていたそう」と。
私が頚椎の手術で入院した時、同室だった高齢の方が沖永良部島出身の方で、私の旧姓を聞かれ、「もしかして弘野医者の関係の人?」と。「孫です」と話すと、私も知らなかった祖父の事を話して下さいました。
そんな祖父の孫として、恥ずかしくない生き方を・・と改めて思います。
そして、目の前のことを、心をこめてさせて頂こう!と思う今朝です。
みなさん、今日も笑顔溢れる 楽しい一日でありますように!
村山順子
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