2025年9月24日 93歳のNさんと!
- 村山順子

- 9月24日
- 読了時間: 3分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気朝をお迎えでしょうか。
長くなります。
お手隙の折に・・よろしくお願いいたします。
昨日、神戸のある医療法人社団の設立(45年)記念会が、旧居留地のオリエンタルホテルで開催されました。
主催者である女性の院長先生から、手書きのメッセージが添えられた案内状が届きました。
「Nさんの紹介でご案内させて頂きます」と。
93歳になられるNさんは、このメルマガにも何度も書かせて頂いている、私が尼崎市の小学校に勤務していた時の最後の教え子のお母様。
卒業の時、担任していた2年間(5・6年生)の学校行事、社会状況(大阪万博の様子等)、そして保護者全員から私への手書きの感謝のお手紙を、真っ赤な表紙のバインダーに綴じて贈ってくださった発起人のNさん。生涯の宝物です。
また、阪神淡路大震災15年と時に行われた「祈りの時」という催しの中で「大切な人への100文字メッセージ」の募集があり、Nさんが私に勧めてくださり、応募。
それが選ばれて、神戸文化大ホールの壇上でプロのアナウンサーの方に読んで頂きました。
その事がきっかけで、当時NHKのエグゼクティブアナウンサーだった村上信夫さんにお声をかけて頂き・・東京のスタジオでラジオに生出演、そして致知随想にも載せて頂くという、全く思いもかけない展開に。
そのすべての元を作ってくださったのが、Nさんでした。
昨日は、Nさんと地下鉄の改札口で待ち合わせ、タクシーで会場のオリエンタルホテル南隣の市立博物館へ。
館内のカフェでお茶しながら楽しいおしゃべりを。
博物館はゴッホ展が開催中との事で長蛇の列・・ですが一階のカフェは並ばずとも入れる、落ちついたお気に入りの場所です。
オリエンタルホテルでは結婚式が終わったようで、背広姿の男性、素敵なドレスの女性たちで華やいでいました。
受付を終え、会場に入ると、東京から来られた70歳位のドクターが「Nさん」と懐かしそうに話しかけられていました。
懇親会の時にバイオリンを弾かれるそうなのですが、ある曲も演奏されるとの事・・そのドクターから頂いたプリントに、Nさんの名前が。
Nさんが作詞した「神戸復興節」の歌詞が印刷されていたのです。初めて知る、Nさんのご活躍!
歌詞を少しご紹介。
『店は消えても神戸っ子 ファイトあげるよ見においで
敗けへん 泣けへん はやもう姉ちゃん口八丁 ハスキーボイスがお客笑わせ
ええか ええか 港都復興 ええか ええか』
Nさんの意外な一面・・逞しさ、クスッと笑えるユーモア、勇気、元気の出る歌詞でした。
また、プリントには、
「院長先生のクリニックが震災後の心のストレス相談センターを開設。
24時間電話相談を震災間もない1月29日から始められ、全国から善意のボランティアとして、精神医療に携わる専門家が、7月末までに200名以上が、個人開業の小さなクリニックに駆けつけた・・」と。
院長先生のご講演は、ご自身がなぜ精神科医になられたのか等々、興味深いお話でした。
そして「話を聴く事の大切さ」を改めて思いました。
93歳、一人暮らしのNさん。
目が見えにくくなったと言われていましたが、今も移動図書館で本を借りて読んでいらっしゃいます。
このメルマガもお読み下さっています(伝わるように書けなくて、Nさんごめんなさいね)。
今朝も長くなり申し訳ございません。
涼しくなりましたね。
みなさん、笑顔溢れる楽しい一日をお過ごしくださいますよう!
村山順子
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