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『そうか、もう君はいないのか』城山 三郎著

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

寒い朝です。

確実に冬が足早に近づいています。


先日、森信三先生の勉強会「実践人の家」の秋季研修会でお会いした、

尊敬申し上げる先生から、お手紙を頂きました。

私がお送りした手紙へ返信くださったお手紙でした。

その封筒の中に、

「結婚記念日に想う」との先生の書かれた文章のコピーが入っていました。


“今日、3月29日は私たちの結婚記念日である。56年になる。〇〇が先に逝ってしまってから

・・はや11年になる。淋しい結婚記念日である・・」を読ませて頂きました。


先生ご夫妻の、尊敬と、愛に溢れた幸せな結婚生活が見えるようでした。

同時に、奥様を見送った後の寂しさが書かれていました。

なんとも言えない、優しく温かい気持ちになりました。

お会いしたことのない奥様の〇〇さんが、想像できるような文章でした。


そして今朝のテーマの

『そうか、もう君はいないのか』という城山三郎氏本を思い出しました。

城山氏の最愛の奥様の容子さん・・2000年に亡くなられた容子さんへの

限りない愛と、思慕の想いの込められた本・・です。

尊敬申し上げる先生の亡き奥様への手紙と、

城山三郎氏の「そうか、もう君はいないのか」が、重なりました。


そして、私事で恐縮ですが、亡き夫への想いとも重なります。

『そうか、もう君はいないのか』

このひとことで、城山三郎氏と奥様との愛に溢れた暮らしが伝わります。

なんとも切ない哀しさが、愛おしさが、寂しさが、想像できます。


今でも、その本の題を見るだけで、聞くだけで、

胸が熱くなり涙が込み上げてきます。


「言葉」の力・・ってすごいですね!

時間、空間を飛び越えて、一瞬にストレートに心に刺さります。

当時の情景、楽しかった頃、別れの悲しかった情景も思い出してしまいます。


人として生まれた瞬間から、誰もがゴールに向かって生きています。

見えない砂時計のよう・・

残り時間はどのくらい有るのか、誰も分からない・・

だからこそ、今を明るく笑顔で懸命に!生きていきます!


今日1日、悔いなく明るく懸命に生きていきたいと思う今朝です。


みなさん 素敵な1日をお過ごし下さいますよう!



村山順子

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